暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN49 騎士と海賊その三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「一度貴方達の国家元首である帝とお会いしたいです」
 ネルソンは結論を置いてこう言った。
「そのうえで、です」
「お考えになられますか」
「理想は時として妄想になってしまいます」
 やはり現実的に話すネルソンだった。
「しかし理想がなければです」
「駄目だと仰るのですか」
「私もまたそうです」
 何処か自嘲が入った微笑みになってだ。ネルソンは日本に述べた。
「騎士道というものは」
「騎士道ですか」
「実際にそれを守り実戦していた者は殆どいません」
 そうした意味で騎士道もまた理想だというのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ