第四百七十九話 仲間達集結その十一
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「ちゃんとわかったら言うことも聞けるのよね」
「しっかりしてるし信用も出来るから」
「つまりルーラさんはツンデレだ」
ジェノスははっきりと言い切った。
「ルイズと同じタイプだ」
「そこで私も言うの」
「ルイズも一見嫌な娘だ」
ジェノスはルイズにも言い切った。
「しかしその実は凄く優しくて実力もある」
「そうなのよね、これが」
キュルケも応えた。
「この娘素直じゃないけれどね」
「性格はかなりいい」
「口が悪くてもね」
「そして日々努力していて勉強家でだ」
こうした要素もあってというのだ。
「実力も備えている、また冷静で知力も高いからな」
「言うことも聞けるわ」
「そうした娘だ」
「確かに」
タバサも言ってきた。
「私達もルイズの言うことは聞ける」
「そうだな」
「間違えたことは言わないから」
「それでルイズの言うことならってね」
今度はモンモランシーが言った。
「大丈夫だって思えるからね」
「そうだな、ルイズもまたツンデレだ」
ジュノスはまた言い切った。
「その実信頼出来る」
「何かこうまではっきり言われると」
ルイズ自身はバツの悪い顔で言った。
「違うとか言えないわね」
「私もよ」
ルーラも言ってきた。
「まあ信じてもらえるなら嬉しいけれどね」
「そうね」
「ライダーの人達の経験と知識は我々より遥かに高い」
こう言ったのは長門だった。
「ならば聞かぬは愚かというもの」
「ええ、この人達ならね」
クイーン=エリザベスも言った、仲間達を見てそうしてでの言葉だ。その目は今もはっきりと前を見ている。
「間違えないわ」
「そう言うならだ」
確かな声でだ、ディケイドは応えた。丁度訓練を終えたところだ。
「俺達もだ」
「そうした指示を出してくれるか」
「これからもだ」
是非にというのだ。
「そうさせてもらう」
「そうか」
「仲間にな。そして」
ディケイドはさらに言った。
「共にだ」
「スサノオに勝つか」
「そうする」
是非にというのだ。
「この世界でもな」
「そうか」
「そしてまずはだ」
「この訓練をだな」
「していく、また決戦の日までだ」
「準備はだな」
「万全にしておく」
こうも言うのだった。
「いいな」
「その準備だけれど」
ルナが言ってきた。
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