第四百七十九話 仲間達集結その七
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「色々な面子がいるってことでな」
「はい、ご理解下さい」
「そうさせてもらうな」
「まあ何でもないことだしな」
洋はいつもの目で述べた。
「山羊とか豚が喋ってもな」
「逆に言えば何が大したことだろうな」
バンも言ってきた。
「一体」
「世界が崩壊したらか」
「ああ、それは大変だな」
それならとだ、バンも笑って応えた。
「そうなったら」
「そうだな」
「ああ、俺っち達の世界もそうだったしな」
「まあそうでないと大変じゃないわね」
ルイズもあっさりと述べた。
「正直言って」
「何か大変の基準が変わってきたな」
九内はそのことを実感していた。
「どうもな」
「そうですね、ですが」
それでもとだ、アクがここでも九内に言ってきた。
「何かこうして皆さんと一緒にいますと」
「悪くないな」
「そうですよね」
「確かにな」
九内は自然に微笑みになって応えた。
「そう言われるとだ」
「そうですね」
「悪くない、いや」
むしろとだ、微笑んだままさらに述べた。
「いいな」
「そうですね」
「この顔触れなら勝てる」
「スサノオにも」
「どんな相手でもな、そして楽しくだ」
こうも言った。
「やっていける」
「そうなんですね」
「我々は最高の仲間を得た」
こうも言った。
「そしてその仲間達とだ」
「これからはですね」
「共にことを進めていこう」
「じゃあ早速訓練をしよう」
すぐにだ、海東が言ってきた。
「そうしよう」
「戦いはもうはじまっているな」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「だからね」
「戦いは先程終わったばかりだがな」
「皆集まったからね」
それ故にというのだ。
「はじめよう」
「それならな」
九内も応えた、そうして戦士達は訓練に入った。ライダー達も訓練に入って実戦さながらの訓練に入ったが。
九内は訓練の中で手合わせをしてから言った。
「強いな、全員」
「というか皆何よ」
ルナは怒った様に言ってきた。
「私達と同じ位強いじゃない」
「そうだな」
「私達も相当強くなってるのに」
「どの世界の者達も強いとはな」
「これはよ」
まさにというのだ。
「訓練も大変よ、いえ」
「気付いたな」
「ええ、皆これだけ強いからこそ」
それでとだ、ルナはエンタープライズに応えた。
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