175 金を狙う侵略者
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「これは・・・?どういう事だ?」
その時、飛行機が一台飛来してきた。飛行機から人々が降りて来る。
「貴様だな?侵略者というのは?」
「お前は?」
「我が名は清正。貴様の機械はこの時の槍で作動せぬままだ。そして貴様らがへばりついているのはこの空間の槍がそうさせている」
そして別の女の子が一人、降りて来た。
「皆、大丈夫たい?」
「羽井!無事やったんか!」
「うん」
そして別の女性が降りて来た。護符の持ち主・羽柴さりだった。
「侵略者ね」
さりは護符を出し、鉾を出した。
「でーい!」
さりは鉾を振り回し、侵略者の軍勢を薙ぎ払った。
「貴様、それは護符だな。金よりも価値ある物を持って来てくれたもんだ」
「うるさい。あんたは結局誰なのよ?」
「俺が誰かって?アメリカ大陸を発見した英雄、エルデナンド様に決まってるだろうが」
「その英雄が戦争を正義としてるわけ?」
「私にお任せを!」
小学生3名と同行していたこの世界の人間が落雷を起こす。その地が爆発する。
「うおおお!」
幾人もの兵が消された。
「今だ、時の槍で機械の動きは封じておる!とどめを刺すなら今だ!」
「了解!」
さりは護符で出した鉾で攻撃する。
「これでやられると思うな!」
エルデナンドが持っていた剣で鉾に迎撃する。
「貴様、金にされるか、奴隷にされるか、それともここで死ぬか選べ!」
「はあ?」
その時、さりの鉾が砕かれた。
「これで貴様も終わりだ!」
エルデナンドは清正の日本の槍も剣を振っただけで折ってしまった。
「なぬ!?」
「立てる、立てるぞ!それにいいものを見た!護符を寄こせ!」
その時、ボールが飛んできて、エルデナンドの顔に命中した。
「うごっ!?」
尾藤のボールだった。
「テメエは・・・!!」
「あ?」
「今度は逃げんばい!」
玲衣子がある物を取り出した。1本のペンのようなものだった。玲衣子はペンを一振りする。黒い三日月形の光が現れエルデナンドの軍を襲う。
「ふん、同じ手を・・・!!」
エルデナンドは機械を使って武装の能力を発動させて防ごうとする。しかし、作動しなかった。
「え?」
エルデナンドは慌てて剣で三日月の光を薙ぎ払った。
「なぜ作動しない!?」
「貴方の機械とやらは私の先ほどの落雷で使えなくした」
「道真さん、ありがとう!」
そしてさりが護符の能力を発動させる。共に降りて来たさきこの宝石も光る。そしてもと子の玉が黒に光った。
「まとめて金にしてくれる!」
エルデナンドは自身の術でさり達を金塊にしようとした。だが、長山の神通力の眼鏡とさきこの持っているエメラルドの宝石がその攻撃を防いだ。さりの護符からは鏡が現れる。
「終
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