閃輝の外界での休日
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ーズして結婚しちまえよ、お前ら2人を見てるこっちが
イライラするんだよ」
閃輝はそう言って、軽く劾の腹を殴る。劾は軽く息を吐き出して
「わあったよ」
とぶっきらぼうに答えた
「あの・・・お兄様?」
若干忘れられていたラウラが声を上げた、それに閃輝が気付いて頭を撫でてやる
「そうだ、紹介するぜ劾。俺の新しい家族で、義妹のラウラ・ボーデヴィッヒだ
ラウラ、俺の大親友の月方 劾だ」
閃輝がラウラに劾を、劾にラウラを紹介する。劾はラウラに手を差し伸べる
「月方 劾だ、宜しくな」
「ああ、ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
ラウラも劾の手を取って握手をした。
「で、どうだ?時間あるか?劾?」
「ん?まあ、あるっちゃあるな。俺は唯指輪を見に来ただけだからな」
閃輝は劾に、今後の予定を尋ねる、劾は無いと答えると閃輝は軽く笑った
「どうだ、カフェにでも行かないか?」
「俺は別に構わんが、妹さんは良いのかよ?」
劾は肯定の意思を示すが、ラウラに聞いてみると
「私が別に構わんぞ。(お兄様の親友という事は、私が良い妹と見て貰えれば
私は最高に嬉しい!)」
表では賛成しているが、裏では私欲のためであった。ラウラも賛成したため
閃輝はラウラと手を繋いで、劾とラウラと共に近くのカフェに向かった。
が、遠くからその光景を見て愕然としている女の子がいた
長い紅い色の髪をした、顔つきが劾に似ている少女
彼女は嘗ては劾、嫌、弾の妹であった五反田 蘭である。
「お、お兄・・・」
蘭は約2年前に、家から姿を消し、最近ふらりと現れて縁を一方的に切られた
兄の姿を確認して驚愕した。再会した時はあまり気にかけなかったが
自分とお揃いだった紅い髪は蒼い髪に変わっており、目の色も以前の色とは違い
雄大に広々と広がる大海の様な美しい蒼に変わっている。
「と、とにかく追いかけて連れ戻さなきゃ!」
蘭は閃輝達を追う為に走り出した、他の客の間を通り抜けて、閃輝達を追う蘭
他にぶつかってしまうがそんなことよりも、身体が動いてしまう
ISという物が生まれ、自分には劣っている兄が居るという事で、自分は色々言われた
その言葉による影響で、蘭も次第に弾の事が憎くなってしまい、追い出してと祖父に
言ってしまった。そのせいで兄は家を出て行った、最初はとても良い気分だった
もう自分に汚点は無いと、心の底から喜んだ。でも次第に心が痛くなり始めた。
自分が望んだのはこんな物だったのか?これほど家が静かで寂しい物なのか?
父も母も日を重ねる度に、顔に影が見える様になっていき、祖父は体調を崩し始めて
自分の家からは、笑顔が消えた。蘭は最初こそ弾が居ないからっと認められなれなかったが
自分
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