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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
閃輝の外界での休日
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イと米を一緒に口に放り込み、味わっていく。ラウラは慣れない箸を使いながら
料理を口に運ぶと、目を大きく開いて驚愕した。

「!!お、美味しい!!これほど美味しい物を食べた事ありません!!」
「そうか、それは良かった」

ラウラは満面の笑みを浮かべて言うと、閃輝は心から嬉しくなった
そのまま食事を続けていくと、閃輝が口を開いた。

「そう言えば、1週間後には臨海学校だったな」

そう、今日から1週間後には、IS学園は臨海学校を迎える。海で行われるのは当然だが
1日目は自由時間らしい。幻想郷に居た時の夏などは基本的に、家の中で温度を下げる薬を
使用して過ごす為、水着は使わない。一応水着を持っているが、使用する理由が無い為
使用していない。因みに水着の提供者は霖之助であり、普通の水着だったりする。

「そう言えばそうでしたね」
「まっどうでもいいけどよ。そうだ、外に気分転換がてら、買い物でも行くか?」

それはラウラにとって、夢のような申し出だった、敬愛する兄と買い物が出来るのだから
それだけでラウラは、倒れそうになってしまう。

「はい!行きましょう!!」
「そうか、では片付けるとするか」
「はい!」

ラウラは勢い良く頷いて、食べ終わった食器をキッチンに持って行き、閃輝はそれを
慣れた手つきで洗い、ラウラはそれをタオルで拭いて元あった場所に戻していく。

「さて行くか」
「はい!」

そう言って二人は部屋を出て、鍵を掛けて、手を繋いで廊下を歩いてIS学園を出た
そのままモノレールに乗車した。ラウラは嬉しそうに閃輝に擦り寄っている。
閃輝は笑いながらラウラの頭を撫でていると、最寄りの駅に到着し
素早くモノレールから下車して、再び手を繋ぎショッピングモールへと向かった

ショッピングモールに到着すると、ラウラは周りをキョロキョロと見回すように
見ている、どうやら初めてこの様な場に来たようだ。
閃輝はそんなラウラを先導するように歩いていくと・・・

「?劾か?」
「閃輝?如何して此処に?」

なんと閃輝は幻想郷に居る筈の大親友、月方 劾と出会ったのだ
が、顔を合わせた最初は戸惑った二人だったが、直ぐに正拳突きの要領で
拳をぶつけ合い、笑顔になった。

「何でお前がここに居るんだ?慧音さんは良いのかよ?」

閃輝はからかう様に笑いながら、劾に問いかけた。慧音本人は否定しているが
劾と慧音は、それぞれ恋愛対象として意識しており、周りからしたら早く結婚しろ
っというレベルである。劾は顔を赤くして、頬を欠いた。

「う、うるせぇよ。俺はその・・・指輪の参考にする為に来たんだよ」

顔を赤くしながら言う劾に、閃輝は漸くかっと息を吐いた

「だったらさっさとプロポ
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