第二十八話 またアルバイトに行ってその十一
[8]前話 [2]次話
「紅茶もいいですがワインもです」
「そちらもですか」
「好きです、ドーナツもいいですね」
「ドーナツを食べながらですか」
「はい、ワインを飲むことも」
このこともというのだ。
「好きで」
「そうなんですね」
「中華料理でも杏仁豆腐やマンゴープリンを食べて」
そうしつつというのだ。
「ワインを飲むか杏酒や桂花陳酒も」
「そうしたお酒も甘いですね」
「だから好きです、兎角私はです」
「甘いものもですか」
「好きです、ただスイーツを自分で作ることは」
このことはというと。
「出来ないです」
「スイーツは特別な技術が必要ですよね」
「もうあれは神の領域です」
そこまでのものだというのだ。
「まさに」
「そうですか」
「はい」
こう言うのだった。
「ですから私にはです」
「出来ないですか」
「作ることは」
「そうなんですか」
「それで他のお料理をです」
「作られていますか」
「あくまで時間のある時ですが」
その時限定だというのだ。
「そうしています」
「やっぱりお家で食べた方が美味しいでしょうか」
「栄養管理は楽です」
「お店のものって味付け濃くてですね」
「そのことが問題なので」
栄養的にというのだ。
「ですから」
「そこはですか」
「気をつけて」
そしてというのだ。
「時間のある時はです」
「ご自身で作られていますか」
「バランスよくを考えて」
栄養のそれをというのだ。
「そうしています」
「栄養も大事ですね」
「そう思います、外食の時もお肉やお魚だけでなく」
「お野菜もですか」
「そして果物も」
「バランスよくですか」
「食べる様にしています」
その様にしているというのだ。
「気をつけて」
「しっかり考えておられるんですね」
「その様にしないと長い間働けないので」
それ故にというのだ。
「そうしています」
「それでお茶もですね」
「よく飲みます、お茶にはビタミンがあるので」
それでというのだ。
「よく飲む様にしています」
「そうですか」
「そして今も」
「飲まれますか」
「そうします、煎れてくれて有り難うございます」
煎れた咲に礼を述べた。
「ではこの紅茶も」
「頂かれますか」
「そうせて頂きます、私は何かしている時は水分を摂るなとはです」
そうしたことはというのだ。
「言いません」
「昔のスポーツ系の部活では言われてましたね」
「そうすれば悪いと考えられていたので」
「身体にですね」
「その様になっていました、ですが」
「今はですね」
「それでは脱水症状になるとわかったので」
科学的にこのことが証明されてというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ