第六百三十七話 酒池肉林とはその六
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「そうしてもな」
「コーランは明るいからよね」
「寛容でな」
「それだとお祭り位だとね」
「そこに偶像がないならな」
それならというのだ。
「別にな」
「いいのね」
「勝った後なら特にな」
「敵にね」
「コーランは信仰、勇気、勝利だ」
友情、努力、勝利の様にというのだ。
「だからな」
「それでなのね」
「そしてだ」
「勝ってその後は」
「宴を開いてもな」
勝ったことを祝ってというのだ。
「それでもな」
「いいのね」
「そうした感じだ、だからこうしてもな」
今の様に全てが終わって飲んで食べてもというのだ。
「構わない」
「そうしたカラーね」
「アッラーの偉大さはな」
まさにというのだ。
「その様なことはな」
「どうってことないわね」
「それで今僕は牛肉を食べているが」
今もその串焼きを食べている。
「しかしな」
「牛乳を飲んでも」
「いい」
「そうよね」
「そこまでこだわることはな」
親子関係はタブーという様なことはというのだ。
「ない」
「イスラムだとね」
「キリスト教もだがな」
同じルーツにあるこの宗教もというのだ。
「そんな話はないな」
「キリスト教は鱗のないお魚も普通に食べられるしね」
「鰻もだな」
「ユダヤ教だと鰻もね」
この魚もというのだ。
「駄目だしね」
「鱗がないからだな」
「そう、だからね」
その為にというのだ。
「それでね」
「そちらも駄目だな」
「キリスト教の聖書も何かとあるけれど」
新約聖書もというのだ。
「けれど旧約聖書よりはね」
「明るいか」
「そしてキリスト教の国でも」
この宗教の信者が多い国でもというのだ、このことはカトリックでもプロテスタントでも正教でも同じだ。
「文化祭も賑やかね」
「というかイスラエル以外の国だとな」
「そうなるわね」
「やはりユダヤ教が特別だな」
「だから他の国と比べたら」
どうしてもというのだ。
「物凄く厳粛で静かなね」
「文化祭になるな」
「ユダヤ教を学ぶ場にね」
「完全になっているか」
「もうそれ以外はね」
とてもというのだ。
「ないわ」
「それで日本に来てか」
「こんなに楽しんでいいのかってね」
「文化祭でも何でも楽しむものだがな」
「だから楽しみ、享楽はね」
これはというと。
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