第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその十三
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「この戦いはね」
「覚悟してですね」
「やっていくことですね」
「そうしていこうね」
まさにというのだ。
「いいね」
「わかりました」
「そうしていきます」
二人も答えてだった。
そのうえで仲間達と連携しつつ戦っていった、九内もその拳を振るい怪人達を倒していくがそれでもだった。
油断せずだ、こう言った。
「ジャバ増が幾ら増えてもだがな」
「それでもだよ」
「油断したらな」
共に戦うクウガに応えた。
「そうしたらな」
「負けるからな」
「わかってるぜ、絶対に油断しねえ」
自分でも言った。
「俺はな」
「そうしてくれよ、若し油断したらな」
「そこでだよな」
「負ける戦いだからな」
「わかってるんだな、そのことが」
「当たり前だろ、俺は戦っているんだぜ」
霧雨はクウガに不敵な笑みで返した。
「だったらな」
「わかるか」
「そうさ、この戦いは油断したら終わりだ」
その時点でというのだ。
「そこから一気に崩れてな」
「負けるな」
「ああ、だからどれだけ戦ってもな」
そして怪人達を倒してもというのだ。
「油断しないぜ」
「それは有り難いな」
クウガは霧雨のその言葉を聞いて機嫌のいい声で応えた。
「それじゃあ油断しないでな」
「このまま戦っていくぜ」
「ああ、宜しく頼むな」
「こっちこそな」
二人で話しつつ戦っていく、そこには仲間達もいてそのうえで怪人達と激しい総力戦を繰り広げていた。
その戦いの中でアクは手当てを受けているキバーラにカレーライスを差し出してそのうえで彼女に言った。
「カレーは本当に有り難いですね」
「そうなのよね」
ベルトのキバーラが応えた。
「やっぱりね」
「結構簡単に作れて」
「しかも沢山ね」
「そうしてですよね」
「そう、味もね」
これもというのだ。
「安定してるでしょ」
「ルーのお陰で」
「しかも何でも入れられるでしょ」
「そのことも大きいですね」
「だからこうした時はよ」
「カレーは本当にいいですね」
「それでよく作ってね」
戦いの時はというのだ。
「食べているのよ」
「そうですね」
「おかわりもするウサ」
「ご飯も沢山炊いたピョン」
モモとキョンも言ってきた。
「どんどん食べるピョン」
「遠慮は無用ウサ」
「それじゃあいただきます」
光が変身しているキバーラが応えた。
「是非」
「今日のカレーはチキンカレーです」
アクはカレーの種類も言った。
「それでいいですよね」
「はい、大好きです」
キバーラは笑顔で応えた。
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