スーパーロボット大戦OGs
0036話
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」
「その辺はお前の匙加減に任せる」
「俺はそっち関係は特に何も出来ないからな。護衛やら話し相手が必要なら言ってくれ」
「そう? なら期待させて貰おうかしら」
微笑を浮かべるレモン。
数秒、その笑顔に見とれるものの、すぐに我に返る。
「さて、折角3人が集まったんだ。何かあるのなら今のうちに話しておいた方がいいか?」
確かに折角3人で集まったのだし、この機会に相談できる事は相談しておいた方がいいだろう。
「まずは私からだな。アクセル、シャドウミラーは基地を得た事である程度人数を増やす事が可能になった。そこで特殊処理班を増やそうと思うのだが」
「まぁ、確かにこれだけの基地を与えられたとなるとこれからの任務も増えるだろうしな。俺としては問題無いが、どのくらい増やすんだ?」
「現在の特殊処理班はお前を入れて5名だ。これに追加してもう5名増やして2小隊制にしたいと思う」
特殊処理班の数が倍になると言われると驚くが、5人が10人になるのならそれ程問題ないか。
「俺としては異論ないが、目星はついているのか?」
「隊員に関してはこちらである程度絞り込んでおいたが、小隊長が務まる人材がなかなか、な。アクセルの方で誰か推薦できる人物はいないか?」
特殊処理班の小隊長を任せられる人材、ねぇ。ぱっと頭の中に思い浮かんだのはバリソンとユーリアの2人だ。
ただし、ユーリアは宇宙軍なのでこちらに引っ張ってくるのは難しいだろう。あちらの世界ではトロイエ隊の隊長をやってただけあって能力的には文句無しなのだが。
となるとバリソン、か。
「そうだな。士官学校で俺と同期だったバリソンを推薦させてもらおうか。少なくても能力的には問題無い筈だ」
「ふむ、士官学校で打ち合わせをしている時に何度か聞いた名前だな。現在はどこにいるか分かるか?」
士官学校の会議室での打ち合わせの際に雑談の中で何度かバリソンの事を喋った覚えがあるが、ヴィンデルもそれを覚えていたようだ。
「確かアフリカの方でDC残党と戦っている筈だ。詳しい部隊なんかは分からないから、スカウトするんならそっちで調べてくれ」
「分かった。こちらで打診してみよう」
取りあえず特殊処理班増員の話は解決だな。
「さて、次の話だが……アクセル」
真剣な表情でこちらへと視線を向けるヴィンデル。その顔には真剣な表情の他にもどこか悔しさのようなものが浮かんでいるように見える。
嫌な予感を胸に覚えながらも、話を促す。
「アルバート・グレイの件、覚えているな?」
「ああ、もちろん」
モントーヤ博士の暗殺を指示した男だ。忘れる訳がない。
だが、ここでその話題を出しつつ悔しそうな表情を浮かべるという事は。
「残念だが、こち
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