スーパーロボット大戦OGs
0036話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
量がある。
ヴィンデルの言葉に頷き、レモンが口を開く。
「私達の基地を得た事で、ラングレー基地では無理だった研究を進められるようになったわ。そこでT-LINKシステムの研究に着手してみたいけどどうかしら?」
「いや、機体のパワーアップに繋がるんだから俺としては大歓迎だが、大丈夫なのか?」
現在のレモンはWナンバーズに、時流エンジン、テスラ研のアギュイエウスと大きなものでもこの3つを同時進行で研究している。細かな研究や開発も含めるとどれ程の数になるのか想像も出来ない。そこにT-LINKシステムを新たに研究・開発すると言われても機体のパワーアップに関する喜びよりもレモンの体に対する心配の方を強く感じる。
「私もアクセルと同意見だな。そんなに大量の研究を同時進行してお前の健康は大丈夫なのか?」
ヴィンデルも俺と同意見らしく、レモンの体を心配している。
だが、レモンはそんな俺達の懸念をあっさりと否定した。
「大丈夫よ。Wナンバーズの子達は疑似経験を体に慣れさせる期間だからそれ程手間は掛からないし、アギュイエウスは私の担当は大体目処がついたからこっちも時間はそれ程掛からない。そうすると、時流エンジンとT-LINKシステムの2つを同時進行させるくらいは可能よ。それにグロウセイヴァーには時流エンジンとT-LINKシステムの両方を装備させるのよ? その調整の為にも同時進行が望ましいわ」
「そういうものなのか?」
科学者としてのレモンの知識や技術力を考えるにそれ程不思議な事でもない、のか?
「それにT-LINKシステム自体はアクセルが特脳研から持ってきてくれた資料で殆ど完成している状態だから、それにテスラ研の方で得た技術を流用すれば比較的短期間でなんとかなる筈よ。と言っても、グロウセイヴァーの専用装備くらいしか開発は出来ないと思うけど」
「T-LINKシステムの装備というと、念動フィールドとか機体制御関係か?」
特脳研で見たレポートと、原作知識を併せて考えてみる。
T-LINKシステムは原作では念動フィールドでバリアに使用したり、ガンダムでいうサイコミュみたいに機体制御に使用したり、T-LINKナックルやT-LINKソードみたいに念動フィールドを武装に流用したりと、かなり万能なシステムだ。
それが現在のグロウセイヴァーにも使えるのなら、確かに凄い事にはなりそうだが。
正直、レモンの健康状態に問題が無いのなら是非頼みたい。
同じ事をヴィンデルも思ったのか、俺の方を見て頷く。
「そうだな。レモンが大丈夫だというのならアクセルの機体強化の為にも是非頼みたい」
「任せて。ただ、テスラ研の方は目処がついたと言っても完全に問題無いと言う訳じゃないから、以前程じゃないけどあっちに行く必要もあるわね
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ