第二十七話 旅行に行かなくてもその十
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「いい汗をかいて」
「それでなの」
「すっきりしたわ、またここに来て」
「それでなの」
「そしてね」
「塩サウナにも入るの」
「勿論他のお風呂にもね」
こちらにもというのだ。
「入ってね」
「楽しんでそして」
「肩凝り治すわ、あとお家でもこれからは」
「お風呂になのね」
「夏でも冬でもじっくり入って」
母は実は夏はいつもシャワーで済ませていた、兎角入浴にはあまり時間をかけない主義であったのだ。
「それでね」
「あったまって冷やして」
「それを繰り返してね」
そのうえでというのだ。
「肩凝り治すわ」
「そうするのね」
「これからはね」
こう娘に話した。
「肩凝りが治るなら、それに今膝や腰もね」
「よくなってるの」
「それが凄くわかるから」
だからだというのだ。
「そうするわ」
「それで肩凝りが治るならね」
入浴でとだ、咲も言った。
「いいわね」
「それならね」
「ええ、だからね」
「これからはね」
「よく入ってね、ただ私も」
咲もと言うのだった。
「肩凝る体質なら」
「親子で遺伝するからね」
「だからあんたもよ」
咲もというのだ。
「気をつけなさいね」
「じゃあ入浴も」
「した方がいいわ」
「しっくりとした風に」
「シャワーは身体は奇麗になるけれど」
「肩凝りとかは取れないってことね」
「湯舟ね」
何といってもというのだ。
「そういうことね、よくわかったわ」
「お母さんも」
「本当にね、じゃあマッサージもね」
これもというのだ。
「受けるわ」
「じゃあ私待ってる間漫画読んでおくから」
「漫画持って来たの」
「それとラノベね」
こちらもというのだ。
「持って来たの、それ読みながらね」
「待ってくれるのね」
「お茶でも飲みながらね」
「わかったわ、じゃあ待っていてね」
「そうさせてもらうわ」
咲も頷いた、そしてだった。
母はマッサージを受け咲は身体と髪の毛を洗った、それから咲は風呂を出て休憩室で漫画やライトノベルを読んで母を待っていたが。
暫くして母が戻ってきてだ、こう言って来た。
「終わったわ、マッサージも」
「そうなの」
「それで身体もね」
これもというのだ。
「洗ったから、髪の毛もね」
「そっちもなのね」
「もうすっきりしたわ、それでね」
母は娘にさらに話した。
「肩凝りがね」
「かなりよくなったのね」
「そうなったわ」
実際にというのだ。
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