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部屋に入って、二人きりになると、私は少し緊張したけど、窓の景色に見とれてしまって、窓際に駆け寄っていた。後ろから、抱きしめられて
「すずりはきれいだよ 食事まで、散歩に行こう」と、ささやかれて、口を塞がれた。私は、もう、ぼゃーっとしていたのだ。
「今日はね 夕陽が綺麗だよね こんなとこでヨットに乗る人ってどんな人達だろうね」と、外に出た歩き始めた時、、私は腕を組んでいった。
「金と時間に余裕がある人だろうな でも、僕には、すずりという宝物がある」
「舜は本当に上手ね そういう言い方」
夕食は、テラス席で簡単なバーベキューと地中海風の料理ということだった。最初に数切れのお肉、牡蠣、海老と野菜がバーベキュー用に用意してあった。じゃぁワインにしようかと言って乾杯したけど、口当たりが良くって、この時は、私は、気をつけなくっちゃと思ったんだけど・・。そのうち、鯛の香草ソテー、小さな牡蠣のココットが出てきて、もう、お腹がいっぱいだったけど、最後にパエリァが出てきたのだった。それまでも、私、ワインをお代わりして飲み過ぎていたみたい。
「舜 もう、お腹満足だし、おいしかったから、飲み過ぎたみたい」
「うん いっぱい食べたね コーヒーでも飲むか?」
「ううん もう、満足 お腹、苦しいくらい」
「そうか じゃぁ 部屋に行って 休憩するか」
部屋に行くとき、舜は私の肩を抱くようにしてくれて、ふらふらと帰った。
「お風呂に入るかい?」
「ううん しばらく、ベランダに居る 動けない 先に、入ってー」
「そうか、じゃぁ 先に行くよ 寝ちゃわないようにね 風引くから」
「うん 気持ち良いの」
舜は、冷たい缶コーヒーを持ってきてくれて、先にお風呂に行った。だけど、私は、頭の中では、いよいよなんかー どうしょうと、考えていた。風が心地よくて、少しうとうとした頃、舜があがってきた、バスローブ姿だった。それだけで、私、ドキドキしてしまって・・。
「大丈夫? 寝て居ない? サッパリしたよ」と、言って、冷蔵庫からビールを取り出していた。
「ちょうどいい感じ 風が気持ちいいわー たまに、遠くに船が通るのね」 舜は横に椅子を並べて、私の肩を抱き寄せてきた。私は、されるがまま、舜の肩に顔を傾けたていた。
しばらくして、私は、決心して「お風呂入ります」と、言って舜のホッペにチュッとして向かった。用意してきた下着を持って。湯舟に浸かると、又、酔いがまわってきたみたい。でも、念入りに洗って、髪の毛も洗った。
酔いに任せてという訳では無かったが、私は、思い切って、腰の部分が大きなリボンになっていて、胸元もリボンになっている下着を着けて、バスローブを着て舜の前に出て行った。ちょっと、
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