第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその四
[8]前話 [2]次話
「最も知られたゼネラルシャドウは出していない」
「ゼネラルシャドウ、影将軍か」
「そう言うべき奴はな」
そうだというのだ。
「これまでな」
「幹部は出さないのか」
「幹部クラスの怪人はやっぱりかなり強いよ」
海東は彼等の戦闘力について話した。
「普通の怪人よりもね。そして自我もね」
「強いか」
「ゴルゴムの三神官にしても」
自分達が戦う彼等にしてもというのだ。
「やっぱりね」
「かなり強いですか」
「戦闘力も自我もね」
こうアクに話した。
「特にシャドームーンはね」
「読んでいてその姿確認したら」
トロンが言ってきた。
「あんた達の変身した時の姿とそっくりね」
「仮面ライダーにだね」
「ええ、何か」
「事実シャドームーンは仮面ライダーだよ」
海東はトロンにこのことも話した。
「そうだよ、一度死んだけれど」
「生き返ったのね」
海東のその口調からこのことを察した。
「そうなのね」
「うん、それで今は一人で動いているんだ」
「あんた達の世界で」
「他の世界にも行ってね」
「あんた達みたいに」
「そうして」
そしてというのだ。
「戦っているんだ」
「そうなの」
「もう彼自身はゴルゴムからは離れてるよ」
シャドームーン、彼はというのだ。
「オリジナルのゴルゴムは滅んでいるしね」
「つまり私達が戦っているゴルゴムは模造品ですね」
桐野はこう解釈した。
「本来のゴルゴムと違う」
「そうなるね」
海東も否定しなかった。
「あえて言うなら」
「やはりそうですか」
「本来のゴルゴムの目的も書かれているけれど」
ファイルにだ。
「ブラックサン、仮面ライダーブラックとシャドームーンが戦って」
「生き残った方が言う創生王となる筈でしたね」
「次のね、けれそその創生王は」
「実はスサノオでしたね」
「そうだったしね」
「それもスサノオの罠、仕掛けたことですか」
「そうだったんだ、人間を見るね」
彼のその目的の為のというのだ。
「策だったんだ」
「ゴルゴム自体が」
「そして南さんは人間としての道を選んだんだ」
仮面ライダーブラックである彼はというのだ。
「それでその時にね」
「ゴルゴムは滅んでいますね」
「本来のゴルゴムはね」
そうなったというのだ。
「完全に」
「そして今のゴルゴムは」
「怪人に知能も感情もないから」
「紛いものですね」
「ただ強いだけだよ」
あくまでというのだ。
「あの連中は」
「そうなのですね」
「だからね」
海東はさらに話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ