十香スクライド/漆黒のウルトラマン
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コルを5体召喚する。
アイザック「私も少し見物に飽きてね、折角だからアップデートの完了したレイオニクス兵器の試験運用に付き合ってもらおうと思ったのさ」
ゼロ「レイオニクス兵器、まさか……」
アイザック「そのまさかだよ、ようやく君と同じになれる」
アイザックはギガバトルナイザーを一回転し、地面に叩きつけた。
アイザック「アーマーロード」
そしてアイザックは背後に現れたレイブラッド星人の思念に取り憑かれると同時に黒いアーマーが全身を包み、その姿を変えた。
アイザック「ウルトラマンスーツ verベリアル……」
ゼロ「あれが、レイオニクスのウルトラマンスーツ……」
その瞬間、十香はまるで人が変わったかのようにゼロに要求する。
十香「4人のスーツも先の戦いで疲弊している、スーツを破壊しない為にも、私からシドーに頼みがある」
ゼロ「何をするつもりだ!!」
十香「あれは今戦うべき相手じゃない、あれから感じる力は精霊どころかグランドキング以上だ」
ゼロは十香一人でこの状況を打開しようとしているのに対し、嫌な予感を感じていた。
ゼロ「あいつと戦って勝てると思えるんだから、恐らくは……」
十香「考え通りだ、シドー、封解主を私に使え」
ゼロはその選択に驚愕するが十香はゼロの胸に拳を当てる。
十香「シドーなら止められる、私はシドーを信じる」
ゼロは十香の意思を受け取り、封解主をを召喚、十香に突きつけた。
ゼロ「閉」
するとその瞬間……
十香「うああああああ!!」
強大な闇が十香を包み込み、鏖殺公も霊装も闇に染まっていく。
その様子を見たアイザックはまるで子供の様に歓喜した。
アイザック「仲間を守るために、自ら忌むべき魔王へとその身を落とすか!!実に面白い!!」
十香「あああああああ!!」
そして衝撃波を周りで起こし、二ベルコルの大群が影となって消えていく。
その衝撃でタイガーたちも建物に叩きつけられる。
全身を闇の霊装に身を包んだ十香の姿をゼロは苦虫を噛み潰すように悔やんだ。
ゼロ「二度と、こんな姿を見たいとは思わなかった」
ゼロ「反転態、魔王 暴虐公」
十香「また貴様か、私を呼んだのは……」
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