第二百二十五話 江戸城に兵をその十
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まさにその境なのだ、その関を越えて奥羽に入ることが関東からの道なのだ。
「いいな」
「はい、入ってからがですね」
「はじまりであり」
「関を越えることが目的ではない」
「そうですね」
「そうだ、それからだ」
英雄は言った、そしてここでだった。
雪が降ってきた、最初は少しであったがすぐにそれは多く降ってきた。その雪が戦のはじまりを告げる合図であった。
第二百二十五話 完
2021・9・8
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