第一章
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ンガルーの方に向かった、カンガルーは二人を見ても怯えなかったが警戒はしていた。しかし。
二人に助けられ浅瀬に運ばれる間じっとしていた、そして。
浅瀬から湖にあげられると二人の手をじっと握って暫く見詰めた。そうして去っていったが最後二人の方を振り向いて一声鳴いた。
「クウ」
「お礼を言ってるのか?」
「そうかもな」
テイラーはクローザーにこう返した。
「助けてもらってな」
「カンガルーも感謝するんだな」
「そりゃ助けてもらったら誰でも感謝するだろ」
「そうなるか」
「恩知らずでもないとな」
さもないと、というのだ。
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