第一幕その八
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「また行けることが楽しみです」
「ではあの国に行って」
そしてとです、ジョージも言いました。
「皆で楽しみましょう」
「そう、旅は楽しむものだからね」
カエルマンは五人に笑顔で応えました。
「皆で行こうね」
「ここまで来ることも楽しかったけれど」
クッキーはカエルマンの横からナターシャ達に応えました。
「これからも楽しみだわ」
「あんた達の村はウィンキーの真ん中だから」
それでと言ったのはビリーナでした。
「このエメラルドの都まで行くだけでもね」
「かなりの距離でね」
「それまでの冒険もね」
「面白かったわ」
「そうよね」
「だからね」
それでというのです。
「これからもね」
「旅に行くのね」
「そうさせてもらうわ」
「私も一緒だからね」
ビリーナはここでこうも言いました。
「楽しみにしてね」
「そうさせてもらうわ」
「さて、何かあったらね」
これまでお庭の端で遊んでいたガラスの猫が出て来て言ってきました。
「私を呼んでね」
「そうしたらだね」
「私があんた達のところに休むことなく駆けて行って」
そしてというのです。
「助けに行くわ」
「そうしてくれるね」
「ええ、だからね」
カエルマンに言うのでした。
「困ったら何時でも携帯で連絡してね」
「そうさせてもらうよ」
「あたしも行くわよ」
つぎはぎ娘も言ってきました。
「実は最近風船を掴んでそれに乗って旅が出来る様になったの」
「そうなんだ」
「だからね」
それでというのです。
「あんた達に何かあったら」
「君も来てくれるんだ」
「そうするから」
「頼りにしていいんだね」
「困ったらね」
「では君も頼りにさせてもらうよ」
「是非共ね」
「それでは出発の準備をさらに進めていこう」
キャプテンが皆に言いました。
「そうしよう」
「ええ、そして準備が整ったら」
「出発しよう、そして今夜は」
キャプテンはトロットに応えてさらに言いました。
「旅に出る皆が揃ったことをお祝いして」
「パーティーね」
「それを楽しもう」
「一体どんなパーティーにしようかしら」
トロットはキャプテンのお話を受けて今度はこのことを考えました。
「それでね」
「そうだね、楽しいパーティーにしても」
それでもと言うキャプテンでした。
「具体的にはどういったものにするか」
「でしたら」
ここでナターシャが言ってきました。
「サウナに入った後で」
「それでだね」
「すっきりしてから」
そしてというのです。
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