第二十六話 部活ではその一
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第二十六話 部活では
ゴールデンウィークの間漫画研究会は基本部活はない、だがそれでもこの日は部活がありそれでだった。
登校して部室にいたがここで同級生の女の子に言われた。
「小山さんゴールデンウィークどうしてるの?」
「アルバイトしたり従姉の人と遊んでね」
それでというのだ。
「過ごしてるの」
「そうなのね」
「それで今日はね」
「漫研に出て来て」
「部活を楽しむの」
「そうするのね」
「何かね」
咲は同級生に笑顔でこんなことを言った。
「最近充実してるわ」
「いいことね」
「遊びも部活もあって」
「アルバイトもね」
「忙しいわ、けれどね」
「その忙しいのがなのね」
「凄くね」
本当にというのだ。
「充実してて」
「それでなのね」
「楽しいわ」
「それは何よりね」
「うん、神奈ちゃんはどうなの?」
咲は同級生の名前を呼んで尋ねた。
「ゴールデンウィークは」
「私もアルバイトしてるからね」
「それでなのね」
「もう今日ここに来るまではね」
「アルバイトしてなの」
「頑張ってるわ、スーパーのレジしてね」
「アルバイトしてるとお金稼げるしね」
咲はこのことを笑って話した。
「いいわよね」
「凄くね、暇潰しにもなるし」
「それで色々世の中のこと勉強出来るし」
「もうアルバイト出来たらね」
「しないとね」
「それに越したことはないわよ」
「本当にね」
こう同級生に言うのだった。
「そのお金で漫画買ってね」
「ライトノベルとかゲームとか」
「ヲタク生活もね」
「やっぱりお金あってよね」
「そうそう、まずはね」
「そうした意味でもよね」
同級生は笑顔でさらに言った。
「アルバイトいいわよね」
「将来就職した時にも役立ちそうだし」
「経験ってことでね、まあ私はね」
咲はここで自分のアルバイトのことを話した。
「占いのお店の手伝いだから」
「受付とか雑用よね」
「レジみたいなこともするけれどね」
それもというのだ。
「あるけれど特殊なアルバイトね」
「スーパーの店員と比べたら」
「やっぱりね」
「けれどアルバイトはアルバイトだから」
同級生は自分のことを言う咲に話した。
「いいことよ」
「働いているなら」
「それが犯罪でないとね」
それならというのだ。
「いいでしょ」
「そうなのね」
「それにお金は稼げてるでしょ」
「ちゃんとね」
「だったらいいじゃない」
「占い師のお店でも」
「特殊なお店でもね」
それでもというのだ。
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