第四百七十七話 魔王の仲間達その八
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その話を聞き終えてだ、九内は腕を組んで言った。
「数で攻めて来るか」
「長い間ね」
「なら医療品や治療品にだ」
そういったものに加えてというのだ。
「食いものや飲みものも必要だな」
「そうだよ」
海東もその通りだと答えた。
「それはね」
「そうだな」
「だからね」
それでというのだ。
「そうしたものは多くね」
「用意しておくことだな」
「今からそうしておいて」
そしてというのだ。
「何時スサノオが仕掛けてもいい様にね」
「しておくことだな」
「それがいいよ」
こう九内に話した。
「今からね」
「わかった、そちらの手配もしておこう」
「お金はありますから」
アクが言ってきた。
「ですから」
「すぐにな」
「そうしたものは用意出来ますね」
「都の商人達に話すか」
九内はアクにも応えて述べた。
「そうするか」
「そうしてですね」
「多くの食いものや飲みものにな」
「怪我をした時にもですね」
「備えておこう」
そうしたものも買っておいてというのだ。
「そしてだ」
「何時スサノオが仕掛けて来ても」
「戦える様にしておこう」
「わかりました」
アクは九内に確かな声で答えた。
「それじゃあ」
「そちらもな」
「用意しておいて」
「備えておく」
「わかりました」
「では私で手配しておくわね」
エビフライが言ってきた。
「私は」
「そうしてくれるか」
「伊達に何かと付き合いはないわよ」
だからだというのだ。
「だからすぐにね」
「集めてくれるか」
「そうさせてもらうわ」
「金はある」
九内はそちらはとも言った。
「幾らでもな」
「あんたが出すの」
「そうさせてもらう」
「そうなの」
「そちらは困っていないからな」
全く、そうした口調での言葉だった。
「出させてもらう」
「そうなの」
「なければ稼げばいい」
九内はこうも言った。
「それならな」
「ああ、ものを売って」
「色々と売りものも出せる」
それも彼にとっては何でもないものをだ。
「湯呑だのオルゴールだのな」
「あの、どれも」
光は九内が出したものについて言った。
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