第百十一話 怪物達、また騒動を起こすのことその五
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できなかった。曹操にしても。
「けれどそれでもなのよ」
「認め合っている」
「御互いに」
「強敵ね」
曹操もだ。この言葉を出した。
「まさにね。だから」
「だから?」
「だからといいますと」
「あの二人はどちらかがいなくなったら」
そうなればどうなるかというのだ。
「物凄く寂しくなるわ」
「寂しくですか」
「そうなりますか」
「ええ、なるわ」
曹操は二人の関係をここまで見ていた。
「どちらかが生き残ってもね」
「そうですか。草薙君も八神も」
「二人はそうした関係ですか」
夏侯惇は何気にだ。草薙を君付けだった。
そしてだ。それはだ。
夏侯淵もだ。こう言ったのだった。
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