第四百七十七話 魔王の仲間達その四
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戦士達はそれぞれの世界のことと各自のことそしてスサノオのことも話した、それが全て終わってだった。
ルナは眉を顰めさせてこう言った。
「無茶苦茶な話ね」
「そう思うか」
「私達の世界もそうだけれど」
「スサノオもだな」
「そんな神様もいるのね」
「中にはな」
「それでそのスサノオがなのね」
門矢にあらためて言った。
「わざわざ私達の世界に来て」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「仕掛けてきている」
「そういうことね」
「そしてだ」
門矢はさらに言った。
「あんた達に仕掛けてな」
「私達と戦ってそうして」
「人間を見ている」
「そうしているのね」
「世界征服だの破壊するだのな」
「そうした考えはないのね」
「全くな」
そうだというのだ。
「あいつはな」
「ただ私達に仕掛けているだけね」
「そして人間を見たい」
「要するに喧嘩売ってきてるんだな」
クイーンはこう考えた。
「そうなんだな」
「そうとも言える」
「やっぱりそうか、なら話は早いぜ」
クイーンは身を前にやって楽しそうに言った、態度は彼女が一番悪い感じだ。
「さっさとあいつぶん殴ってな」
「そうしてだな」
「ああ、すっきりしてやるぜ」
こう言うのだった。
「さっさとな」
「それはいいけれど」
トロンがここで言ってきた。
「一ついいかしら」
「何だよ」
「ゴルゴムが出て来るのは何時かわかってるのかしら」
「それはな」
どうかとだ、クイーンはすぐに言った。
「俺もちょっとな」
「じゃあさっさとはいかないわ」
「ちっ、待つしかねえのかよ」
「相手が出て来るまでね」
「俺の性分に合わねえな」
クイーンは怒った顔で言った。
「それは」
「けれどそれならそれでやることがあるわ」
ホワイトが言ってきた。
「待つ間もね」
「修行かよ」
「ええ、それに励みましょう」
こう長妹に話した。
「そうしましょう」
「そうそう、君達今何人かがかりで怪人一体と戦っているね」
海東はホワイトの言葉に応えた。
「そうだね」
「正直苦戦している」
九内が答えた。
「その何人かで向かってだ」
「ようやくだね」
「怪人を一体倒せている」
「訓練を積めばね」
海東がここで言った。
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