第三百三十九話 帰り道その五
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「その上本町のお店みたいにね」
「潰れるわね」
「そこまで人を見る目がなくてね」
ここまで馬鹿な人間を店員に採用する位ならだ。
「まともに経営出来るか」
「出来ないわよね」
「だからね」
「そうした企業は潰れて」
「そしてね」
そのうえでだ。
「公務員にもね」
「そこまで常識も思いやりもないなら」
「採用されないよ」
こちらもだ。
「採用されてもすぐに問題起こして」
「クビね」
「滅多にならないけれどね」
公務員が免職になることはだ。
「けれど普通にそんな馬鹿なこと言ってたら」
「お仕事にも出るわね」
「それでね」
「クビね」
「というかそんな人企業でも面接でわかるから」
どうしようもないまでに馬鹿だとだ。
「だからね」
「企業に採用されないし」
「公務員でもだよ、まあ学校の先生とか労働組合にコネがあったら」
こうした場合はだ。
「そちらに入られるけれどね」
「学校の先生ね」
「その界隈こうした考えの人多いからね」
だからだ。
「そちらとかマスコミならね」
「入られるのね」
「けれどそれ以外の世界だと」
「無理なのね」
「就職してもそんな人就職出来る会社なんて潰れるし」
そうなるのがヲチでだ。
「どちらにしてもね」
「まともに暮らせないのね」
「そうだよ、何か僕が知ってる無神論者ってね」
「そうした人ばかりなのね」
「そうなんだ」
これがだ。
「もう極端っていうか」
「馬鹿過ぎるのね」
「流石にこうした人ばかりじゃないと思うよ」
「そうよね」
香織さんもそれはと頷いてくれた。
「流石にね」
「こうした人達はね」
テロも権力に反対するならいいと言ったり北朝鮮の独裁者はよくて日本の皇室は駄目だと言う様な人達はだ。
「流石に馬鹿過ぎるよ」
「有り得ない位にね」
「冗談抜きで人間ここまで馬鹿になったら」
それこそだ。
「おしまいだよ」
「生きている価値があるかどうか」
「もうね」
「ないとしかよね」
「人間他人の傷みや苦しみや悲しみが全然わからないしわかろうとしないなら」
もうだ。
「それ人間じゃないよ」
「それじゃあ何かしら」
「何だろうね」
聞かれると即座には答えられなかった。
「あまりにも浅ましいなら餓鬼だよ」
「餓鬼とも違うわよね」
「うん、そうした人であまりにも浅ましいなら」
実際そこまで人間として駄目なら浅ましくもなっているだろう、そんな人も多いだろうと心の中で思った。
「餓鬼にもね」
「なるわね」
「人間あまりにも浅ましいと」
それならだ。
「餓鬼にもなるよ」
「そうなるわね」
「けれどそこまで馬鹿でも」
それでもだ。
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