第六十六話 好き嫌いその三十三
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「あちらは」
「阿波野君も好きじゃない食べものあるのね」
「人や相手みたいに嫌わないですけれどね」
それでもというのです。
「あまり好きじゃない食べものもあります」
「それが柿の葉寿司なのね」
「前まで卵豆腐やタラコスパゲティも駄目でした」
「卵豆腐美味しいでしょ」
私は結構好きです。
「あとタラコスパゲティも」
「前まで苦手でして」
「まあ食べものは好き嫌いあるわね」
「それでなんです」
卵豆腐やタラコスパゲティはというのです。
「好きじゃなかったんですよ」
「好みが変わったのね」
「そうです、ちなみにスパゲティはナポリタンとかイカ墨とかカルボナーラが好きです」
「ミートーソースは?」
「好きです、ペペロンチーノも食べますし」
こちらのスパゲティもというのです。
「麺類は全般的に好きでお豆腐も大好きです」
「お豆腐好きなの」
「大好物です、あとカレーもハヤシライスも好きです」
「じゃあおぢばのカレーはどうかしら」
毎週日曜日はカレーです、何でも自衛隊では金曜日にカレーとのことですがおぢばでは日曜日に出ます。
「あのカレーは」
「大好きですよ」
返事は明るいものでした。
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