エピローグ
エデン - S -
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世界に唯一存在する国「エデン」。
全ての国、文明が滅びた後生き残った「生物」たちで建てられた国。
この国は2つの「生物」によって起こされた国であり、階級制度がある
国民の大部分が所属する「第3階級- レギュラー -」
特段何もなく、普通に生活できる階級である。ただ一つ「バベル」に入ることはできない。
そして「第2階級- マイナス -」
国民の中で仕事が「ゴミ処理」のみ許された階級であり、国内の「スラム」というエリアで生活が許されている。
最も低い階級が「第1階級- トラッシュ -」
仕事をすることが許されず、国から支給されるモノのみ使用、飲食が許された階級
そして権利を全く持たず、命を奪われようがなんら問題とならない階級である。
ここからは上級階級についてお話しよう
レギュラーの1つ上「第4階級- スペシャル -」
国の中心にあるこの国で最も高い建造物「バベル」の49階以下での生活を許された階級
仕事をするか選択でき、衣食住、嗜好品問わず必要なものは求めれば、基本国から支給される階級。
そして最も高い階級「第5階級- クラウン -」
スペシャルで得られる待遇に追加して、バベルの99階以下での生活を許された階級。
どんな生活をしているのか想像もつかないほど優雅な暮らしをしているらしい。
なんで「らしい」なのかって?
それはこれを解説している僕は階級マイナスであり、そんな人たちと会う機会なんてないからだ。
この国は基本的に2種類の「生物」が生活している。
1つは僕みたいな「人間」。
そしてもう1つは、、、「機人(きじん)」だ。
この国の第4階級、第5階級には「機人」しか存在していない。
僕たち「人間」は全てが第3階級以下となっており、そもそも人間は生まれた時点で「トラッシュ」という階級が与えられる。
仕事である「ゴミ処理」を行っている中で、優秀な人間だけが「レギュラー」という階級を得られる。もちろん人間は「乳児」から始まるため、いきなり仕事はできない。8歳になるまでは階級トラッシュではるものの、衣食は国から支給される。住む場所は産んだ母親と同じ場所となる。
「機人」はその名の通り、機械人間(アンドロイド)だ。僕たち人間とは比べ物にならない思考能力と身体能力を持ち、体内に「アルファ」と呼ばれる永久エネルギー機関を内蔵しており永遠の「命」を持っている。
この物語はこのような国「エデン」から始まり、「エデン」で終わる物語。
そして圧倒的な科学と、退廃した世界で、ひとしずくの「幻想」を探し求める僕とフィーネの物語
1度終わりを迎えた「世界」で楽園は生まれた。では「楽園」が終わりを迎
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