第三百三十六話 初詣をしてその八
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「だからね」
「いいのよね」
「そう思うよ」
こう香織さんに話した。
「野球もインターネットで観て」
「テレビからは離れることね」
「ネットも嘘はあるけれど」
それでもだ。
「垂れ流しじゃないから」
「確められるのよね」
「嘘が嘘かね」
「そうよね」
「テレビは垂れ流しだから」
その嘘がだ。
「新聞や雑誌でもだけれど」
「嘘は嘘のままで」
「訂正もしない場合が殆どで」
そうしてだ。
「謝罪とかもね」
「ないのね」
「だからあまりね」
「義和としては」
「テレビはお勧め出来ないよ、僕みたいな考えの人がやがて増えるって思っていたから」
それでだ。
「八条グループもテレビ局持ってるけれどね」
「BSとかでよね」
「そうだけれど」
それでもだ。
「ずっと嘘はね、NHK以上にね」
「注意していたの」
「今もだよ、民放なんてね」
それこそだ。
「嘘を吐いてもね」
「そのままね」
「偏向報道か」
若しくはだ。
「そうしたね」
「嘘の吐きっぱなしで」
「嘘吐きってわかったら誰も信じないよね」
香織さんにこのことも話した。
「そうだよね」
「絶対にね」
「だからもうテレビから離れる人が増えるって」
「八条テレビの人達はわかってたの」
「だから注意していたけれど」
「テレビ自体は」
「もう完全にだよ」
嘘と偏向に満ちていることがわかったからだ。
「離れる人が増えたんだ」
「そうなるのも当然ね」
「嘘吐きは信じてもらえないよ、ましてや」
僕はさらに言った。
「それがわざとで騙すことを最初から狙ってるなら」
「詐欺師と同じね」
「詐欺師だってわかったら」
その相手がだ。
「余計にだからね」
「信じないわね」
「ただ嘘ばかり言うんじゃなくて」
このことも問題だけれどだ。
「最初からそのつもりならね」
「余計に信じないわね」
「前科無数にあるから」
テレビにも新聞にもだ。
「不況も煽ったし」
「さっき言った通りに」
「連日連夜不況ばかり言って」
病も気からで心から不況、つまり不景気にさせてだ。
「それで自分達はお金持っていたから」
「マスコミだけは」
「そうだったからね」
不況ばかり言っていたキャスターが年五億貰っていたとかこの時点でおかしい、不況を煽ってそれで国民を苦しめて自分だけは利益を得ていたのだろうか。
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