第三百三十六話 初詣をしてその七
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「阪神が強いと」
「吹き飛ぶわね」
「景気も結構気分によるから」
病は気のせいというけれどだ。
「本当にね」
「明るくて前向きだと」
「不景気も吹き飛ぶよ」
「そうなるのね」
「テレビ観てると」
そうするとだ。
「連日連夜不景気ばかり言うよね」
「ちょっと景気が悪いと」
「そうしたら気分が落ち込んで」
そう言っている人間が年五億貰っていて巨人は青天井の補強だった、平成の不況は日本は不景気でマスコミだけが肥え太るものだったのだろう。
「余計にね」
「景気が悪くなるわね」
「けれどね」
それがだ。
「阪神が日本一になって」
「日本全体がフィーバーになったら」
「それだけで明るくなって」
「不景気も吹き飛ぶわね」
「そうなるよ」
実際にだ。
「これがね」
「不景気って案外解決するの楽?」
「病気、風邪と一緒じゃないかな」
僕が思うにだ。
「体調が悪い」
「そうしたものなの」
「だからちゃんとした政策執って」
そうしてだ。
「そのうえでね」
「明るくすることね」
「本当に病は気からだから」
「明るかったらそれだけで」
「もうね」
その分だ。
「不景気はましになるし吹き飛ばすこともね」
「出来るのね」
「それでテレビはね」
これはだ。
「観ない方がいいかもね」
「不景気の時は」
「特に朝とか夜の報道系の番組は」
こうしたものはだ。
「不景気だとしか言わないし適当なこと言って責任もね」
「取らないから」
「マスコミって責任取らないよ」
例えどんな悪事を行ってもだ。
「嘘も言うしね」
「よく言われるわね」
「責任を取らないで適当なこと言う人の言うことなんて」
「聞いたら駄目ね」
「詐欺師みたいなものだよ」
公共の電波を使って行ってだ。
「これからもね」
「今年も来年も」
「ずっとね、野球の試合も」
こちらもだ。
「最近はネットでもやってるし」
「そっちで観られるわね」
「昔はテレビの中継なんて」
それこそだ。
「巨人戦ばかりでね」
「自然に巨人に詳しくなるわね」
「それで巨人ファンも多かったんだ」
結果的にだ。
「そうだったんだ」
「そうよね」
「けれど今はね」
「ネットで観られるわね」
「どのチームの試合もね」
十二球団全てのだ。
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