暁 〜小説投稿サイト〜
歪んだ世界の中で
第十八話 クリスマスの光その二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
 千春の言葉の意味があまりわからず首を捻った希望だった。だが、だった。
 それでも彼は千春に誘われて洋館の玄関の扉を開けた。そうしてだ。
 屋敷の中に入り食事を待った。食堂のその広いテーブルに座って。
 その場でだ。向かい側に座る千春にこう言ったのだった。
「それで今日の晩御飯は」
「和食だよ」
「和食なんだ」
「場所は西洋風だけれどね」
 洋館だ。だからだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ