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東京に行くって、言ったの バイクで そーしたら、両親に反対されて・・ 独りで、そんな危険なって言うから、私の親衛隊3人も付いてきてくれるって言ったら、すごく怒られて、もう、バイク禁止だって・・。お姉ちゃんにも、バカとか言って相手にされないし・・ 昇二も、どっちかと言うと迷惑だって・・ 店長に話しても、笑っているだけだし・・ ねぇ 蒼君、私、昇二に会いたいのよ どうすればいいと思う?」
「おいおい そんなこと、僕に相談するなよ 明璃ちゃんがバイクでつるんでいるって、うすうす知っていたけど・・125だろう 高速もダメじゃん」
「うん 下道をゆっくり行く 2日掛ければ、余裕だよ」
「あのさー そんなことじゃぁなくって、それに親衛隊って、例の3人だろう? 余計に、心配だよ」
「どうしてー あいつ等、良い奴だし、言う事聞いてくれるよ」
「うーん そういうことじゃぁなくて どうして、ご両親とか、光瑠が反対しているか 明璃ちゃん、冷静に考えてみてよ 自分の想いは捨てて 昇二だって、明璃ちゃんのことは好きだって、はっきり言っていたよ だから、大切にしたいんだと思う その気持ちも、考えてみてな そういうことも、わからないんじゃぁ、これから、過去の芸術家の作品にこもっている、作者の想いを理解することもできないぞ」
「うーん 蒼君、厳しいなぁー、グサッとくるわ やっぱり、反対なんだ」
「そうだな ハッキリ言うと賛成できない」
「そうかー 私って、おかしいんだね 反省するかー」
「いゃ おかしいとは思わないよ 真っ直ぐだからね だけど、周りの人の考え方も理解することも大事だよって言っているんだ その上で行動すればって思うんだ」
「そうだね 店長は、ちゃんと周りの人みているもんね 見習いまーす」と、帰って行った。
もう、店には美鈴とお父さんしか残っていなかった。
「ごめんね あの娘 蒼から言ってもらったほうが、効き目あるみたいだから」と、美鈴が言っていた。
「うん でも、ああいう気持も大事だよね それとね、美鈴 今晩、親達旅行で居ないんだ 来ないか?」
「バカ 急に言われても・・ 変な雰囲気になるから、行かない ごめんね ひとり、寂しく寝てちょうだい 私だって、つもりあるんだから 本当にバカ」
やっぱり、誘い方がデリケートさに掛けていたかな、難しいなと思いながら帰ったのだ。
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