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ドリトル先生と幸せになる犬
第十幕その十二

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「日本で警察や児童相談所にお話するには」
「弁護士さんとかが一緒だといいんだ」
「確かな証拠も添えて」
「それでだね」
「ことを進めていくといいよ、ただ訴えただけだと」
 それならというのです。
「動いてくれない時もあるから」
「折角警察に訴えてもってね」
「大変なことになっていても」
「それじゃあね」
「事実ある人がカルト教団かそうしたところに入って」
 そしてというのです。
「監禁されて警察に訴えても」
「動いてくれなかったんだ」
「警察が」
「そうだったの」
「それでご主人が訴えてもね」 
 その人のご主人がというのです。
「何度もそうしても」
「警察が動いてくれなくて」
「それでなんだ」
「取返しのつかないことになった」
「そうだったんだ」
「そうしたこともあったから」 
 だからだというのです。
「そして児童相談所にお話しても」
「あるよね」
「子供が親に虐待されてるって通報あってもね」
「それでも動いてくれなくて」
「子供が大変なことになった」
「そうしたことがね」
「こうした警察署や児童相談所ばかりでなくても」
 それでもというのです。
「こうしたお話があるからね」
「注意しないとね」
「本当に駄目だよね」
「さもないとね」
「先生も間違えるね」
「そうなりかねないから」
 だからだというのです。
「ここはね」
「うん、それじゃあね」
「ここは先生もしっかり動いてね」
「先生は世事には疎いけれど法律にも詳しいから」
「法学博士でもあるしね」
「こうしたことは知ってるつもりだし」
 先生にしてもというのです。
「その様に動いていくよ」
「うん、頑張ってね」
「これから何があっても」
「その時にはね」
「僕も動くよ」
 こう言ってでした。
 先生はこれからのことも考えるのでした、そしてそんな先生のところにとても嫌なお話が舞い込んできました。
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