暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga33彼女たちの今〜Side Midchilda〜
[1/11]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
†††Sideはやて†††

ルシル君が故郷アースガルドに戻ったあの日からおよそ1年。私はあれからも変わらず管理局員として仕事に勤しんでる。そんな当たり前を過ごしてる日々の中、珍しくチーム海鳴メンバーの休暇が揃ったことで、2泊3日の小旅行を催すことになった。
行き先はすっかりチーム海鳴やチームナカジマの合宿先となってるカルナージのホテルアルピーノ。今や無人世界やなくて行楽世界とも呼ばれるようになるほどの人や物資の往来がある。さらに言えば私たちチーム海鳴、ナカジマジムのメンバーであるヴィヴィオ達が利用するってゆうことで、格闘技選手やファンの人たちが多く利用するようになった。

「あー、もうずっと休んでいたい〜。仕事行きたくないな〜」

私やシグナム、アインスと同じようにビーチチェアに横になって、湖に入って遊んでるなのはちゃん達を眺めるシャルちゃんが嘆息した。温暖な気候のカルナージの今の季節は夏。水着に着替えて湖で水遊びの最中で、私はヴィータやリイン、アギトに付き合って遊んでたんやけど、今はちょう休憩中。

「やはり教会騎士団の方も忙しいのか?」

「そうなんだよシグナム。そっちもそうだろうけど、管理世界は相も変わらず犯罪者で大騒ぎ。T.C.の壊滅が報道されたらすぐに犯罪件数が上がったよまったく」

シャルちゃんはルシル君が帰ったその日の内に局に辞表を出した。数週間かけて仕事の引継ぎから特務零課の解散をサクサクッと行うと、構成メンバーで聖王教会騎士団にも籍を置いてたルミナ、セレス、クラリスも同時に局を辞めて、シャルちゃんと一緒に聖王教会騎士団へ再入団。さらにミヤビも局を辞めて教会騎士団に入団したことで、管理局の主力が一気に喪失した。

「お前が騎士団内に新設した騎士隊、白金桜騎士隊(プラティーン・キルシュブリューテ)は、特騎隊と同じ即応遊撃部隊だったな」

「そっ。特騎隊の本籍を管理局から騎士団に移したようなものね。基本的に教会依頼の仕事を遂行するけど、局から要請があれば受けて出張する。設立から半年だけど、もう4回も出張食らってる。ま、その仕事を選んだんだから文句なんて言えない立場だけど、こうしてみんなと遊んでいるとやっぱり愚痴がね・・・」

ビーチチェアの合間に置かれてる丸テーブルから自分のトロピカルジュースを取ると、「仕事の話になっちゃうところだった、やめやめ。泳いで頭を冷やしてくるよ」って言いながら飲み切って、シャルちゃんはパレオを取って湖の方へ駆けて行った。

「なのはとフェイトにドーン!」

「待っ――シャルちゃん! にゃあああ!」

「ちょっ、シャル!? 急に突撃とかされると水着が脱げるから! 脱げちゃうからーーーー!」

シャマルやすずかちゃん、アリサちゃんやアリシアちゃんと一緒にビーチボール
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ