暁 〜小説投稿サイト〜
ライブジャスティスシリーズ
五河サテライト/混沌との邂逅
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科学者でした。だが、ある時、本来死ぬはずだった僕の目の前に主様が現れたのです。主様は望みを対価に私を救ってくれたのです。二ベルコル、精霊の偽物などとほざく君にも望みがあるならば……

どうです?僕たちと手を組みませんか?」

二ベルコルはその言葉にクスクスと笑う。

二ベルコル「面白いねぇ、望みが叶う。私には望みなんて無いと思っていたけどそれでここまでの事が出来るなら、尚更興味深いよ」

黒い怪人「それで、どうするつもりだ?」

二ベルコルは黒い怪人の手を掴み、伝えた。

二ベルコル「あなたの仲間になる、そして私の望みは人間の望みが叶ったその先をもっと見たい、ダメ?」

黒い怪人は大型の角を撫で、二ベルコルの肩を寄せる。

黒い怪人「テメェは特別待遇だ、感謝しろよ」

そしてデウス・エクス・マキナの本社に禍々しいオーケストラのコールと共に、謎のビークルに乗って怪人たちは消えていった。


社長室

カタカタカタカタカタカタ

一人黙々とPCに触れるアイザック、彼の元に一本の通信が届く。

アイザック「エレンか、何やら騒がしそうだったが何かあったのかい?」
エレン「すみません、社長には見てもらいたい物が」

エレンは社内の映像をアイザックに公開する。

アイザック「これは何があったのかな?」

エレンはアイザックに起きた事を告げる。

エレン「先ほど、このビルの13階に襲撃者がやってきました」
アイザック「ライブジャスティスかな?」
エレン「いえ、怪人です」

アイザックは首を傾げる。

アイザック「不自然だ、何故怪人が我々を襲いながらもこの場にいない、少なくとも我々の配下の離反であるのなら即座に埋め込まれた廃棄プロセスが実行されるはずだ」

エレンはその理由に一つの予測を立てた。

エレン「恐らくは、第2の異次元生命体。そして奴らの目的はアーマードダークネスでした。そして現場に残された痕跡は……」

現場に残された砂を見つめ、アイザックはまるで何かを予感する様に笑った。

アイザック「詳しく話を聞かせてもらおうか?四天王をここに招集したまえ」

そう伝えるとアイザックはギガバトルナイザーを手にするのだった。





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