五河サテライト/混沌との邂逅
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ジェイク「あ、アルカノイズ!!何故お前が……」
???「やりなさい」
容赦なく襲って来るアルカノイズをバリアによる光線で次々と倒されていく中、ジェイクはその怪人をじっと見つめていた。
ジェイク(こいつの心を俺の能力で読めば、こいつが何者か分かるかも知れねえ)
ジェイクのもう一つの能力である心を読むNEXT能力で敵の正体を探るとジェイクは確信する。
ジェイク(間違いねえ、こいつはシンフォギアの事をを知っていやがるッ!!)
ジェイクの脳裏には裏切ったカリオストロが過り、怒りのままにバリアを展開し、殴りつける。
アルカノイズを倒し尽くした頃にはあの二人はいなくなっていた。
ジェイク「ふざけるな、ウアアアアアアアアアア!!」
ジェイクの絶叫は誰にも届かず、ただ社内に響き渡った。
第3隔離棟の前にやって来た黒い怪人はカプセルに厳重に保管されているレイブラッド星人の遺体とアーマードダークネスのスーツのカプセルを破壊し、中身を取り出す。
???「素晴らしい、これがあなたの追い求めた次元を超える力ですか」
黒い怪人「これさえ手に入れば後はどうでもいい、ずらかるぞ」
二ベルコル「それ、盗んでも使えないんじゃない?」
二人をからかうような口調で二人の前に現れる二ベルコル、左手には菱形に織られた神蝕篇帙・頁(ベルゼバブ・イェレッド)、つまり折り紙で出来たナイフを手に持っている。
だが二ベルコルに対して黒い怪人は背中の拳銃を取り出す。
黒い怪人「そんなもんとっくに知ってるんだよ、だがこいつには悪党なりの使い方ってえモンがあるんだ。小娘如きには到底理解できんだろうがな」
二ベルコルは菱形の頁を指の間に3枚挟む様に取り出し、小太刀の如く、投げつける。
黒い怪人はそれを拳銃で迎撃し、片手に斧を携えて襲って来る。
二ベルコル「どうやら、逃げれそうにないわね」
二ベルコルは頁を何枚も繋ぎ、短刀を形成する。
斧と短刀がぶつかり合い、激しく火花を散らす中、背後から緑色の怪人が間に割って入る。
???「主様、その辺にしては如何でしょう?」
二ベルコル「どういう事?」
バックルを外し、人間に戻るとその男は嬉々として話し始めた。
???「君、名前はなんて言うのかな?」
二ベルコル「あたしは二ベルコル、この世界にいる精霊の贋作だよ♪」
男は精霊という言葉に反応し、質問を続ける。
???「それじゃあ、二ベルコル。君の望みが何でも叶うと言ったら信じるかい?」
二ベルコル「望みかぁ……確かに素敵な事だと思うけど、どうしてそんな事聞くの?」
すると男はあの科学者と同じカードを手に、事を話し始めた。
???「僕はかつて、ある目的の為に聖遺物を研究する
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