第十七話 冬の入り口その六
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度は希望が身を乗り出してだ。千春に教えた。
ペンで教科書の文章を指摘しながらだ。こう言うのだった。
「ここが大事なんだ」
「ここ?」
「うん、ここを覚えてそうしてね」
「ここはそういう意味だったの」
「そうなんだ。確かにわかりにくいよね」
源氏物語の難しさはだ。希望もわかっていた。
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