第12節「唄えぬ理由はどこにある?」
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終末の四騎士って名前も、ガリィ達のフルネームも、本編ではほぼ使われなかったし、こっちで積極的に使っちゃいますね。
ガリィとの戦闘後、本部食堂にて
マリア「ハァー、しんど……」
ツェルト「お疲れ、マリィ」
マリア「遅めのランチを豪華に奮発した甲斐があったわ。LiNKER打たなくても、どうにかこうにかギアを纏えたんだもの」
ツェルト「あー……その事なんだが」
マリア「なぁに?無茶してまた心配かけさせちゃった?」
ツェルト「いや、それもあるんだが……なあマリィ、本当にランチを豪華に奮発したら、LiNKER無しでも何とか戦えたんだよな?」
マリア「まさか、冗談よ。そんな事で適合係数に変化があるわけないじゃない」
ツェルト「そうとも言いきれないぞ?」
マリア「えっ?」
ツェルト「『飯食って、映画見て、寝る』、風鳴司令がよく言ってるだろ?」
マリア「あのトンチキ理論?翔が『間に入る説明が飛ばされてるからトンチキに聞こえるだけだ』って言ってる、あの?」
ツェルト「そうだ。俺も未だに半信半疑なんだが、もしあれが事実だとするなら……」
マリア「……まさか、そんな……私がLiNKER無しで何とか戦えたのって……!?」
ツェルト「研究の余地はあると思う。ちょっと了子さんに相談しようかな?」
マリア「いやいや、そんな根拠もない話が……あるわけ……無いわよね?」
ツェルト「あるかな……いや、あるかも……?」
セレナ「マリア姉さんとツェルト義兄さん、難しい顔で何話してるのかな……?」
次回、ミカちゃん大暴れ。更にノエルも現れる。
果たして、翔は響に本心を伝えられるのか──お見逃し無く。
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