第四百七十五話 【決戦】神との死闘その二
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「要するに」
「そうよね」
「ではこの戦いでもね」
「体調は整えていきましょう」
「そうしていくわ」
「武器や体調のことも大丈夫か」
一色も言ってきた。
「皆確かめただろうか」
「はい、大丈夫です」
暫くして全員から返事が来た。
「チェックしましたら」
「ならいいがな」
「若し武器が悪いと」
みずはが応えた。
「もう」
「満足に戦えぬ」
「鍛冶とか出来る人達もおられます」
「俺達だな」
リリアナの言葉にカイジンが応えた。
「任せとけ」
「はい、お願いします」
「やっぱりそれは俺達だな」
「ドワーフの中でも腕には自信があるからな」
「・・・・・・・・・」
ガルム、ドルド、ミルドも言ってきたがミルドはいつもの調子である。だがそれでもやり取りは続いた。
「・・・・・・・・・」
「何でも持って来てくれ」
「すぐに確実になおしてやるからな」
「宜しく頼むと言いたいが」
紗雪は喋らないミルドを見て言った。
「ミルドさんはやはり喋られないな」
「こいつはこうだ」
代わりにカイジンが応えた。
「そういう奴ってこど」
「そういうことだな」
「それであんた達のステッキもなおせるからな」
それもというのだ。
「安心してくれ」
「それではな」
「俺もいるからな」
ヴェルフも言ってきた。
「やらせてもらう」
「鍛冶なら任せろ」
ロン=ベルクも名乗りでた。
「是非な」
「ここまで皆がいてくれるのなら」
アストレアも言った。
「かなり有り難いわね」
「ああ、これだけいたらな」
ポチョムキン四世が応えた。
「隙はないな」
「そうね。私も安心して戦えるわ」
「背中は任せろ」
ポチョムキン四世はアストレアに笑って話した。
「俺達が俺達の得意なことでな」
「何でもしてくれるのね」
「ああ、そうするからな」
「今回もスサノオに一泡吹かせてやるか」
御剣の声はもう戦に向かっていた。
「そうするか」
「皆でね」
「そうしていきましょう」
クレメアとフイオは今も御剣の傍にいる。
「そしてね」
「勝ちましょう」
「そうするとしよう」
「そろそろ時間ね」
五恵も言ってきた。
「戦いがはじまる」
「そうですね」
美森が応えた。
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