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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六十七話
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一度聞くぞ。本当にこれで行くのか?海の中を?」
「いやこれ中身全然ちがうから。ちゃんと海空宙で動くから。理論上は」
もちろん旧日本軍残党が保有していたまんまではない。
中身は現行の戦闘機を遥かに凌駕する物だ。
というか戦闘機の形をしたISと言ってもいい。
改良は主にOTM(Over Technology of Macross)を主軸としているが変形機構はない。
変形する意味ないし。
しかし可変機構がない分スペースに余裕があるため戦闘機としての性能はセカンドステージより高いし色々と積んでいる。
「本当に大丈夫なんだろうな」
「大丈夫だって。ちゃんと惑星上でのフォールド実験は成功してるから」
飛行服変わりのムーバルスーツを来て、複座のコックピットに乗り込む。
「旅程としては地底湖から海に出て一旦セルピニシア近海にフォールド。その後トレイターに乗り換えて目的地に。OK?」
「ん。それなら私はセルピニシアに残ろう」
「よし。じゃぁ潜航開始」
キャノピーのガラス越しに、水がせり上がる。
完全に海中に没したのでトレイター用の出口から海に出る。
暫く潜航したまま進んでから、セルピニシア近海にフォールド。
なぜ直接フォールドしないかと言えば、誤差が生まれる可能性を捨てきれないからである。
フォールドクォーツがあるとはいえ、念には念をというやつだ。
浮上してトレイターが停泊している地上港に着岸する。
「じゃぁいったんここで」
「ああ。スカウト頑張ってこい。一夏」
お互いパレードで変装し、俺は近くのトレイターへ、箒は迎えに来ていたロジコマの上に乗って地上施設へ。
タチコマじゃなくわざロジコマにしたのはオプション切り替えが可能で建設補助重機兼警備用兼治安維持用に作ったからだ。
いざという時は盾やバリケード代わりにする予定だった。
しかしロリsにタチコマの画像を見せるとタチコマの方がかわいいと言っていた。
確かにロジコマはタチコマより物々しい機体だ。
難民受け入れを開始したら増産して治安維持用に使う計画だったが、少し修正してタチコマを作る事にした。
箒のケツを見送ってトレイターのブリッジに向かうと、なんか不機嫌そうな束さんが艦長席に座っていた。
「私あの子きらい」
と今からスカウトしにいく人物に思うところがあるらしい束さん。
「面白い人だから会ってみようよ。ね?」
「いっ君がそう言うなら…」
ムッとしていた束さんの膝の上に乗る。
家畜のゴーストを憑依させて更に大きくなった体に包まれる。
「トレイター、潜航開始!」
束さんの一声でトレイターが動き出す。
セルピニシア
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