暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六十六話
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身は”あちら側”からエネルギーを引っ張ってきてピノに与えて成長させて分裂させた物が入っている。

ようはピノの断片だ。

結局マギウスを封じ込めたコアがあってもレイヴもミラーレイヴもオブジェクトも無いんだけどね。

幸い残りの3つは時間と資材さえあればどうとでもなるから後回しだ。

ピノはピノでカンファレンスの連中に色々と情報の海を連れ回されているようだ。

毎日面白い出来事を見つけては報告してくる。

それに関連した話だがトヨタマのチャンネルが伸びている。

Vtuberに興味を持って自分でやり始めたIScore0004トヨタマだが時折バズっては登録者を増やしているようだ。

それとピノがどう関係するかというと、トヨタマはピノをVtuberにしたがっているのである。

トヨタマは個人付きのオリジナルコアではないが織斑家の管理をしているという立場上俺達の生活を間近で見て学習している。

加えてVtuberという他人に触れる職業。

それ故学習量が多く特に自我や意志がはっきりしているコアでもある。

で、どうも妹や弟という存在に興味を持って欲しがっているらしい。

Vtuberの兄弟姉妹は現実のそれと違う意味を持つが、そういう名目の関係性の存在を欲しがっているようだ。

なかなかに興味深いのでとりあえず許可を出した。

トヨタマがVtuberを始めたときは絶対命令権を使って止めようかとも思ったが、予想を超える面白い成長をしているのでこのまま見守る事にした。

「ってのが近況かな」

目の前の、テーブル越しのソファに腰掛ける青年達に話しかける。

「そちらさんは…。聞くまでもなかったね」

ムッとした暦さんとその腕に抱きつき頭の蛇まで絡ませ満面の笑みの育さん。

場所は北白蛇神社でもなく浪白公園でもなく阿良々木家リビングである。

育さんをキッパリと振った暦さんだが、育さんもそれでは引かなかったようだ。

さて羽川翼にある程度報告はしているが彼女の中の苛虎やブラック羽川がまた暴走しないか心配である。

まぁそれに関しては案が無いでもないが。

「君のスタイリッシュかつダイナミックかつワールドワイドなテロリズムの話とか聞きたくなかったんだけど?」

蛇神・老倉育は吸血鬼・阿良々木暦の手によって敗北した。

敗北である。

討伐でも、除霊でも、調伏でもなく敗北だ。

暦さんに倒された彼女はそれで満足したのだ。

今は髪を蛇に?化させているが、ただの白髪に戻すこともできる。

そこらへんはたぶん箒が色々と指導したんだろうなと考えている。

「酷いなぁ。せっかく育さんの中から蛇神を追い出す方法を持ってきたってのに」

とはいえ、神が長く神社を離
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