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とある委員会の委員長
長点上機学園中等部からの交換生徒
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よ。」
「学生が学校に来て、何が悪いのかしら?」
「一体どれだけの子達がひどい目にあっていたと思っているの?」
「そんなの知らないわ。私のお祖父ちゃんとは無関係だもん。それに置き去り(チャイルドエラー)だけじゃない。」
「置き去り(チャイルドエラー)だかなんだか知らないけど、関係していたなら、ぶっ飛ばす。」
「そう。でも無理よ。学校の模擬戦ではそこまで出来ませんですし、私の能力をすべて把握していないとかてないですよ。」
「どんな能力であろうと私の能力は関係ない。超電磁砲(レールガン)で倒してあげるんだから。」
「頑張ってください。私は手は抜きませんので。」
私はもうすぐ始まる授業の仕度をした。
私が通っている長点上機学園中等部は高校二年までの学習要領を習う。
その為、どの問題も楽々解けてしまって、時間を余らせていた。
長点上機学園中等部では休む暇がないほど忙しい授業の時間が、常盤台中学では沢山休めると言う現実、暇すぎて授業中に関わらず寝てしまった。

「雫さん、起きて。」
私は御坂さんの声で起こされた。
「大丈夫?」
「いえ、なんでもありません。それよりも今はなんの時間ですか?」
「もう学校は終わったわよ。そろそろあなたの後輩が来るわよ。」
「お姉ー様ー。」
廊下から何処かで聞いたことのある声が聞こえた。
「遅いわよ、黒子。」
「済みませんの。それで私に会わせたい人はどちらに?」
御坂さんが私を指した。
「こちらの方は?」
「木原雫さん。交換生徒だって。」
「木原雫さん?何処かで聞いたことのあるような。」
私は黒子が腕に付けている腕章を見て、
「そう言えばあなたは去年まで風紀委員会の訓練に来ていた白井さんでは?」
本部の窓から見たことがあり、今日に至るまで風紀委員になっていたことを知らなかった。
「あなたは私を見たことがあるのでしょうか?」
私は授業中は外している腕章を取り出した。
私の腕章には、他の腕章とあは違い、盾の中に星が描かれていた。
「木原委員長。」
腕章を見せて思い出した白井さん。
「元気?そうそう、白井さん、始末書を預かりたいのですけど。」
「もう少し待っていてほしいですの。」
「冗談よ。それにしてもこの学区は問題が多いのですね?今朝も近くの自動販売機に不具合が出たそうですし。」
私の隣で顔を隠す御坂さん。
「自動販売機への不正行為で逮捕します。」
私が手錠を御坂さんにはめようとしたが、白井さんに止められた。
「お姉様には私からキツく言いましたので大丈夫ですわ。」
「風紀委員会は犯罪者の取り締まりをおもにしています。それを私情で誤ってしまった判断をしたのならば更に始末書を増やさないと。」
落ち込む白井さんを見て私は
「冗談よ。風紀委員(ジャッチメント)の行動
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