第三百三十四話 初詣その十二
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「もう超人的な忍者ばかりだよね」
「それで世界的な人気になったわね」
「あの漫画も凄くて」
そしてだ。
「ゲームなんかね」
「凄いわよね」
「妖術とか魔法とかとね」
「全く変わらないわよね」
「敵を一撃で倒せたり」
ウィザードリィのシリーズだ。
「強力な忍術を使って」
「敵をやっつけるのよね」
「戦士並の戦闘力と」
それに加えてだ。
「盗賊の素早さにね」
「忍術ね」
「その三つを併せ持った」
そうしただ。
「かなり上位の職業だったりするね」
「それが忍者ね」
「ゲームはファンタジーだから」
まさにそのものの世界だからだ。
「昭和三十年代の忍者漫画並にね」
「滅茶苦茶ね」
「けれど実際はそこまでじゃなくて」
「動きが速くて隠れるのが上手で」
「それ位だったよ」
「強くなかったのよね」
「スパイだからね」
要するにだ。
「忍者は」
「だから戦うこともないのね」
「情報を集めたり工作したり」
戦場に戦うのじゃなくてだ。
「そうしたことが目的だから」
「強くないわね」
「忍術も基本隠れる為のものだよ」
戦う為でなくてだ。
「あと目くらましでね」
「使うものであって」
「戦う為のものじゃないし。ムササビの術とか水蜘蛛の術は」
こうした術はだ。
「実際にはないよ」
「お空飛んだり水の上を歩いたり」
「大凧には乗れても」
これも忍術にはあるけれどだ。
「縄切られたら終わりだよ」
「飛んで落ちてね」
「だから意味ないしね」
相当な状況でもないとだ。
「恰好いいし夢があっても」
「それでも」
「ムササビの術で飛ぶことも」
出来ることは出来てもだ。
「若し布が破れたりほどけたりしたら」
「落ちて終わりね」
「水蜘蛛は浮かばないしあれを一々持って行くなら」
その手間を考えるとだ。
「泳いだ方が速いし」
「忍者は泳げるし」
「その修行もしてるしね」
潜入の際川や堀を泳ぐこともあるからだ。
「だからね」
「それもないわね」
「だから精々ね」
現実の忍者はだ。
「イリュージョン位だよ」
「出来ることは」
「それであの人もね」
舞台で今も拍手を受けてそれに手を振っているその人を見ながら話した、やっぱりスタイルがかなりいい。
「そうしたこともあって」
「くノ一とも言われてるのね」
「その末裔かもってね」
「実際は違うわよね」
「確か出身は福島だったかな」
プロフィールではそう書いてあった。
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