暁 〜小説投稿サイト〜
八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
第三百三十四話 初詣その五

[8]前話 [2]次話
「時間あるしね」
「両方行けばいいのね」
「マジックは上演時間が決まっているけれど」
 それでもだ。
「お化け屋敷は何時でも入られるしね」
「じゃあマジックの時間を見て」
「そしてね」
 そのうえでだ。
「どっちも行こう」
「マジックはじまりから観られるなら最初は見世物小屋ね」
「それでそうでないなら」
「まずはお化け屋敷ね」
「そうしよう、それでね」
 僕は香織さんにさらに話した。
「他のお店、食べるお店にも行って」
「食べるのね」
「そう、それで」
 さらにだ。
「そっちも楽しもう、色々なものをね」
「食べて」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「楽しもう」
「そうしようね」
「いいわね」
「うん、じゃあそれでね」
「行くのね」
「そうしよう」
 こうした話をしてだった。
 僕達は八条神宮に向かった、そのうえで。
 二人で神社に入った、敷地内に入ると左右に出店が並んでいてもう人が行き交っていた。そうしてだった。  
 僕は時間を見て香織さんに言った、こうした時も携帯電話は便利だ。
 今の時間だけでなく見世物小屋でマジックがはじまる時間もチェックした、そのうえで香織さんに話した。
「上演まで時間あるよ」
「そうなのね」
「だからお化け屋敷に行くか」
 僕はさらに言った。
「出店で食べてね」
「そちらを楽しむか」
「どっちにしようか」
「食べる?」
 香織さんは僕に少し考えてから答えた。
「そうする?」
「そうだね」
 僕は少し考えてから答えた。
「まずはね」
「食べてね」
「楽しんで」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「あったまりもしましょう」
「温まることもなのね」
「そちらもね」
 是非にというのだ。
「そうしたいから」
「寒いからね」
「お酒飲んだけれど」
 それで暖を取ったがというのだ。
「それだけじゃね」
「足りないね」
「この寒さだと」
「だからだね」
「焼きそばとかお好み焼きとかあるし」 
 そうした温かいものがだ。
「それで甘いものもあるでしょ」
「クレープもあるし鈴カステラもあるよ」
「林檎飴もあるわね」
「あそこにね」
 丁度その屋台が見えたのでそこを指し示して答えた。
「あるよ」
「そうよね」
「それでだね」
「そうしたものを食べて」 
 そしてというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ