暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と幸せになる犬
第九幕その十

[8]前話 [2]次話
「そして広告収入があるね」
「そうそう、それで生活している人もいるよ」
「今ではね」
「一回何万もの視聴数があったら」
「もう毎日みたいに投稿したら凄いわよ」
「結構な広告収入になるよ」
「事実国崎さん達もかなりの収入を得ているよ」  
 ふわりのご家族もというのです。
「そのことを素直にお話してくれてもいるよ」
「素直にお話してくれるのも凄いね」
「国崎さん達も」
「疚しいことがないから」
「それでだね」
「前の家族の人達のことは名前は出していないけれど書いているけれどね」
 その人達が親戚でふわりをどういった経緯で捨てたかをです。
「それでもね」
「そうしたことも言ってくれたんだね」
「広告収入もあるって」
「ふわりの動画には」
「けれどふわりをお金の元とは思っていないよ」
 このこともしっかりしているというのです。
「確かにふわりの動画がかなりの収入になっているけれど」
「それでもだね」
「ふわりは家族」
「お金の元じゃないね」
「そう思ってるんだね」
「ふわりの動画はふわりが働いて」
 他のご家族の様にというのです。
「稼いでいるものだってね」
「あっ、ふわりが主人公のドラマ」
「そうした感じだね」
「それならそうだね」
「それだとふわりが働いてるね」
「ふわりもユーチューバーだね」
「その収入で」 
 ふわりの動画の広告収入はというのです。
「あくまでね」
「ふわりは働いていて」
「そのうえでの収入で」
「ふわりはお金の元じゃない」
「家族として働いているんだ」
「このことはふわりにもお話したよ」
 先生がというのです。
「そして僕はふわりに動画に撮ってもいいかって聞いたら」
「いいって言って」
「ふわりも承諾してなのね」
「それで動画に撮ってもらってる」
「そういうことだね」
「動画の宣伝もツイッターやフェイスブックでもしているけれど」
 それでもというのです。
「あくまでね」
「ふわりのお仕事」
「ふわりもいいと言ったうえでの」
「そうしたことだね」
「ふわりのご家族はこのこともわかってくれているから」
 それ故にというのです。
「本当にね」
「いいことだね」
「けれどそれでもなんだ」
「ふわりをお金としか観ていない」
「そんな人もいるんだ」
「そしてそう第一にそう思う人は」
 先生は皆で真顔で言いました。
「わかるね」
「ああ、わかったよ」
「もうはっきりわかったよ」
「ふわりをまずそう思う人は」
「というか人達だね」
「あの人達だね」
「そう思ったら終わりだけれど」
 それでもというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ