五河サテライト/黒き王の力
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
い煙と共に二ベルコルを召喚する。
アイザック「紹介しよう、私の娘、二ベルコルだ」
二ベルコル「初めまして、私は一にして全、全にして一つ」
6体の二ベルコルが3人を包囲するとアイザックは説明を続ける。
アイザック「彼女たちはこの神蝕篇帙から生み出した贋作精霊、命を持たずこの力さえあればいくらでも召喚できる」
二ベルコル1「でも、あたしもそれなりに生の実感が無い訳じゃないけどね」
二ベルコル2「殺されるのは怖いけど、皆あたしと同じだから」
クスクスと笑いながら無邪気に話す二ベルコルの横でイースナはグラスギアに触れる。
カリオストロ「聞いててぶっちゃけありえない、こんな計画の為に、穢れ無き子供たちの命を奪うなんて」
アイザック「確かに人間の命は尊いものかもしれない、だがそれ故にその命は絶望に染まる時こそ、最も人間性が美しく見えると思わないかい?」
カリオストロ「許さないッ!!」
等々怒りが頂点に達したカリオストロは胸元から指環型のスペルキャスターを取り出し、指に嵌める
その時……
イースナ「カリオストロ、伏せろ!!」
その発言と同時にカリオストロの腕を掴み、地面に伏せる。
メガ・ネ「フルバーストオオオオ!!」
メガ・ネが戦闘機形態に変形し、周囲に弾丸を撃ちまくる。
イースナとカリオストロはその間にビルのガラスを突き破り、上空から落ちていく。
イースナ「メガ・ネ、今だ!!」
戦闘機形態のメガ・ネが二人を受け止める。
イースナ「助かった」
メガ・ネ「イースナちゃんがわざわざグラスギアで指令を送ってくれたんやからイースナちゃんの手柄や」
カリオストロ「でも、アイザックはどうするの?」
イースナ「我々の手に負える相手ではない、とりあえず、これからどうするのじゃ?」
カリオストロは意を決して答えた。
カリオストロ「ライブジャスティスにレイオニクスのデータを全て横流しする」
イースナ「奴らに協力するのか?」
カリオストロ「奴らに、一泡吹かせてやるの」
二ベルコル1「あーあ、逃げられちゃった。遊んでくれても良かったのに」
二ベルコル2「お父様、追いかけますか?」
アイザック「いや、その必要はない、折角の鬼ごっこだ、少し楽しむとしよう」
そして映画館周辺のエリアでは、ライブジャスティスがシェルター防衛の為に交戦していた。
エース「うおりゃああああ!!」
バーチカルギロチンでアルティロイドを真っ二つにしていく、その背後でサイクロンが刀の二刀流でアルカノイズを切り伏せた。
サイクロン「ブルー殿」
テイルブルー「まかせなさあああい!!」
ウェイブランスを振り回し、アルティロイドを水
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ