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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十話〜公開意見陳述会(後編)
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そ俺自身の意思とは関係なく、行動が行われた。
そして、それは逃亡時間を与えてしまった、という事でもあり………
「逃げられた……」
防ぎきると、召喚士の嬢ちゃんと二人組はいなくなっていた。
「ランスさん………」
キャロが駆け寄ってくる。
「すまねえ、エリオ頼む。俺は中の奴らを運び出してくるからよ」
抱えていたエリオをキャロに引き渡し、半壊した隊舎の中へ。
少し進み、外から見えなくなったところで
「畜生が…………!」
俺は、自分の不甲斐無さを呪った。
side フェイト
戦闘機人二人を相手しているが、戦況が良くならない。それより、気になることがあった。
「スカリエッティは何処にいる!どうして彼はこんな事件を起こす!」
「お望みならば、すぐにでもお連れいたしますよ」
「もちろん、貴女が我々に協力していただけるならですが」
何をふざけたことを………!
「彼は最悪の犯罪者だ!協力などするものか!」
私を憐れむような目で見ながら、短髪の戦闘機人が言う。
「哀しいことを言わないでください。貴女やあの少年にとってドクターは生みの親のようなものではないですか」
「貴女方の命はドクターがプロジェクトFの基礎を作ったからこそ「黙れ!」……」
長髪の戦闘機人の言葉を遮る。
聞いていたくなかった。あの男が生みの親だ、などと言う戯言は……
「仕方ありません。後日ゆっくりとお話をしましょう」
長髪の方がそういうと、周囲に謎の粒子が現れる。彼女たちはそれに包まれていく。
「ああ、それともうお気づきでしょうけど……」
短髪の方がそこまで行った時、彼女たちのところから光があふれた。
そのあとには彼女たちの姿はなく、
―――――――貴女では、私たちには勝てません―――――――
最後に彼女が残したであろう言葉だけが響いていた。
side オットー
咄嗟の判断によりお嬢様に転移をお願いしたことでギリギリ帰ってこれたが、
「ディード、ダメそう?」
「うん……完全に破壊されてる。それに、何か分からないけど修復妨害みたいなのもかかってる」
ディードの武装は破壊され、六課の破壊も出来なかった。
「油断してた……」
衛宮ランス。この前までの情報では、戦闘技術が異様に優れている魔導師、程度の認識だったが、
あの槍、ディードの武装をやすやすと砕くなんて異常だ。何かあるに違いない………
そういえば、あいつ確か……
そう思い、ガジェットに撮らせていた映像データを確認する。
その中には……
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