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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十話〜公開意見陳述会(後編)
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ンガはそうも言ってられん。待っていたら手遅れだ」
「じゃあどうするんです!?」
ティアナが詰め寄ってくるが、
「私に任せろ。手がある。ワーカー、カートリッジ」
[yes,master.explosion!]
6発のカートリッジを使う。
なぜならば、ギンガを救うことが出来る宝具が一つだけある。
かつて背中を両断された私を救ったあの宝具が。
そのための魔力が必要だった。
「
投影、開始
(
トレース、オン
)
」
創造の理念を鑑定し、
基本となる骨子を想定し、
構成された材質を複製し、
制作に及ぶ技術を模倣し、
成長に至る経験に共感し、
蓄積された年月を再現し、
あらゆる工程を凌駕し尽くし、
ここに、幻想を結び剣と成す―――――――!
「綺麗……」
「これは……?」
投影されたそれを見た二人がそれぞれ声を漏らす。
「これは
全て遠き理想郷
(
アヴァロン
)
。彼のエクスカリバーの鞘だ」
「それとギンガさんの治療に何の関係が………?」
「まあ見ていろ」
アヴァロンをギンガに押し当てる。
するとギンガの体内に飲み込まれていき………
「!!傷が……」
見る見るうちに全身の傷が癒されていった。
「う……」
「ギンガさん!」
「ティアナ?ここは……」
目を覚ましたギンガ。すると目が隣で寝ているスバルに行き、
「スバル!どうしてこんな……」
「すまんな。それは私がやった」
「「「え!?」」」
三人とも驚く。まあ当然だ。
「全身傷だらけの君を見て暴走していたのでな。止めるために仕方なく攻撃した」
正確には拘束を無理やり引きちぎった際に追った怪我なのだが……
それにしても宝具から抜け出すとはずいぶんと無茶苦茶だな……
「そうですか……あれ?傷が……」
ここで怪我が治っていることに気が付くギンガ。
「士郎さんが治してくださったんです。それよりあれは一体…?」
「話はあとだ。スバルを医療班のところへ運ぶぞ」
「「は、はい!」」
ギンガにスバルを任せ、ティアナを抱えたなのはと共に飛行する。
(士郎君、魔術のこと、説明するの……?)
(そうだな……これ以上隠すのは難しいかもしれん。マスターと相談して決めるつもりだ)
(……そっか)
完璧、とまではいかないが今回は無事に済んだな。
だが、それはスターズだけの話だった………
side ランス
「ここは……六課か?」
令呪による強制転移できた先は六課の隊舎だった。だが……
「ひでえな……」
半壊状態で瓦礫だらけ
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