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おぢばにおかえり
第六十六話 好き嫌いその二十一

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「私が阿波野君と大叔母さんと会うことが」
「僕の大事な人だからですよ」
「大叔母さんがなのね」
「うちの家って色々あるんですけれど」
 どうも阿波野君のお家も複雑みたいです、さっきの父方のお祖母さんのことをお話する時の嫌そうなお顔からもそれが察せられました。
「この人は凄くいい人でして」
「阿波野君も可愛がってもらってるのね」
「そうなんです、もう一人の大叔母さんにも」
「お二人にそうしてもらってるのね」
「そうなんです、本当に」
「それで阿波野君も大事に思ってるのね」
「そういうことです」
 こう私に言ってくれまいsた。
「本当にお祖母さんみたいですよ」
「成程ね、じゃあお会いする機会があったら」
「宜しくお願いしますね」
「おぢばか大教会でお会い出来るかも知れないわね」
「その時は宜しくお願いします」
「一体どうした方か」
 私は本当に興味を持ちました。
「お会いしたいわ」
「それじゃあ本当に今度ですよ」
「紹介してくれるのね」
「大叔母さん達にもそうお話しておきます」
「宜しくね」
「あの二人あっての僕ですから」
 心から親しさを出している言葉でした。
「本当に」
「そこまでの方々なのね」
「僕にとってはそうです」
「そうした方々がいてくれるって嬉しいわよね」
「そうですよね」
「私にもそうした人達がいてくれてるわ」
 お父さんお母さんに父方のお祖父ちゃんお祖母ちゃんそして母方のお祖父ちゃんお祖母ちゃんにです。奥華の方々もです。
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