第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその八
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クレア=ハーヴェイは紺のビキニの葉月に言われていた。
「あの、そのスタイルは」
「何かありますか?」
「どうしたらそこまでなれるのか」
その見事なスタイルを見て言うのだった。
「不思議です」
「そう言われてもこれは」
それはとだ、クレアは答えた。
「自然にです」
「なったんですか」
「ですから」
「そうですか」
「あの、私は水着が気になります」
こう言ってきたのは有子だった。
「普段の戦闘の時の服装ですか?」
「違います」
クレアもそこは否定した。
「これはちゃんとした水着です」
「そうですか」
見れば赤のワンピースで確かに普段の彼女の戦闘時の服装と変わりない。
「てっきりです」
「そこまで似ていますか」
「どうも」
「では他の水着にすべきでしたね」
クレアは冷静な顔で述べた。
「まことに」
「そこまで気にされなくていいです、ではです」
「では?」
「食べましょう」
こう言ってだ、有子は今度はだった。
よく焼けた串に刺された牛肉と玉葱それにピーマンを食べた、そうして言った。
「こうして」
「そうですね、食べることも大事です」
「それでは」
「食べましょう」
こう話してだった、そして。
クレアもバーベキューを食べた、そうして言った。
「いや、美味しいです」
「これは素晴らしい」
ゲルドも食べつつ目を細めさせている。
「幾らでも入る」
「今はどんどん食べましょう」
天馬も笑顔で言った。
「そしてまた頑張りましょう」
「いや、やっぱりバーベキューにはビールだな」
蔵人は早速飲んでいる。
「幾らでも入るぜ」
「飲み過ぎに注意とは言わない」
紗夜は言いつつ飲んでいる。
「おかわり」
「俺が注ぐのかよ」
ジョッキを差し出されたレスターは怒って返した。
「何でなんだ」
「付き合いだから」
「しょうがねえな」
「私も注ぐから」
「ああ、女の子にさせるかよ」
「いいの」
「気にするな」
こう紗夜に返した。
「別にな、しかしな」
「今度は何」
「お前またきわどい水着だな」
レスターは紗夜の黒のチューブビキニを見て言った。
「スタイルも結構いいしな」
「似合う?」
「かなりな」
こう紗夜に答えた。
「悪くないぜ」
「それは何より」
「ああ、それとな」
今度は白のビキニの綺凛を見て言った。
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