162 放課後に現れた女性
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ゃん、貴女は確か藤木茂君が恋していました女の子でありますと徳林奏子ちゃんからお聞きしておりますが?」
「はい、そうです。藤木君は私の事が好きになっていたんです・・・」
「そうでしたか。まあ、立ち話もなんですし、貴女もかなり疲れていますようですから、家にお入りになって下さい。準備ができましたら窓から私を呼んでください。疲れにつきましては私が取り除いて差し上げましょう。少しよろしいでしょうか?」
フローレンスは笹山の額に指を突けた。その時、笹山の体の疲れが一気に消えた。
「す、凄い・・・」
笹山はフローレンスの能力に驚いた。
「それではやりたい事を済ませてください。いつまでもお待ちしております」
「はい」
笹山は家に入った。そしてクリスマスの日に届いたあの手紙を思い出すのだった。
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