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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
招かれし者(松上敏久)
サイキョー(笑)の「だらず」
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ちゃうんかい??』とツッコミを入れるところだろうが、敏久は空を飛べないので仕方がないのだ。
浮遊すること10分、湖が見えてきた。湖の奥には真っ赤な洋館も見える。
ルーミア「あれが霧の湖だよ」
敏久「そーなのかー」
湖の畔に降り立つ。
すると緑色の髪を片結びして透明な羽を生やした少女と、青髪に青いリボンを結び、青と白のギザギザ模様(新撰組の隊員が着る陣羽織の模様に似ている)が入ったワンピースを着て
氷柱
(
つらら
)
のような羽を生やした少女が駆け寄ってきた。
緑の子「ルーミアちゃん、おはよう!」
ルーミア「おはようなのだー」
青い子「遅い!もしこれが最強のあたいじゃなかったら待ちくたびれて帰るところだったわよ!・・・ん、あんた誰?見かけない顔ね」
青い子が敏久を
訝
(
いぶか
)
しむようにジロジロ見る。
敏久「俺は松上敏久。外界人だ。よろしくな、大妖精にチルノ」
大妖精「えっ、どうして私たちのことを知ってあるんですか??」
大妖精が驚いた様子で敏久に聞く。
敏久「かくかくしかじか」
ルーミア「ああ、それで“食べてもいい?”って質問にも平然と答えていたのね」
大妖精「敏久さん、何かカッコいいーーー」
チルノ「ええっ!?」
チルノ以外「」ビクッ
突然チルノが大声を上げたのでチルノ以外の3人がビクッとなった。
大妖精「びっくりしたぁ…。チルノちゃん、どうしたの?」
チルノ「なんで敏久があたいの名前を知ってるの!?」
・・・。
大妖精「チルノちゃん気づくの遅すぎ…」
ルーミア「コントなのかー?」
敏久「チルノはやっぱりバカだなw」
チルノ「な、バカって何よ!あたいはバカでもHでもないわよ!」
敏久「じゃあ、“だらず”だな」
ルーミア「だらず?」
敏久「因州弁(鳥取弁とも)で『バカ』という意味だ」
・・・。
チルノ「だらず…。言葉の響きが気に入ったわ!あたいったら最強のだらずね!」
ルーミア「“バカ”は駄目でも“だらず”ならいいのかー?」
大妖精「チルノちゃん。それ、“私はバカです”って言ってるようなものだよ…」
敏久「聞いたか今の…。“最強のだらず”だとよwww」
ーーーどこの世界のチルノもHであることに変わりはないようだ・・・。
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