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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
招かれし者(松上敏久)
幻想入り
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いたからだ。


霊夢「それで、どうして敏久が私や紫の名前を知っているのよ?有名人ってのは建前でしょう?」

敏久「それはだな、これのお陰よ」


敏久は外界で「パソコン」と呼ばれる代物を取り出した。それを見て霊夢は警戒する。


霊夢「何よそれ?」

敏久「まあ見てろって」


PCの画面を開くと動作音がしてすぐにログイン画面になった。どうやら最後に使ったあと電源を切り忘れていたらしい。
パスワードを入力して決定キーを押すと、いくつかのアイコンとともに夕日に映える砂丘が画面に映し出された。


霊夢「綺麗な景色...」

敏久「だろ?鳥取砂丘といってな、俺が住んでいる鳥取市の代表的な観光地なんだ…。さてと、ここからが本番だぜ」


「東方紅魔郷(とうほうーこうまきょう)」と書かれたアイコンをクリックするとしばらくしてゲームのスタート画面になり、BGMが流れ出す。
そしてもちろん、その画面には……。


霊夢「えっ!私??」

敏久「そう。このゲームのタイトルは“東方紅魔郷”といって、霊夢たちが解決した異変がゲームになってんだ。ちなみにこれは幻想郷でいう“紅霧異変(こうむいへん)”のときだな」

霊夢「吸血鬼姉妹が起こしたアレね。その妹には特に苦労したわ…」

福岡市民(作者)「ちなみに私は初見でイージーモードをやったとき、妹様に行き着く寸前で満身創痍(ゲームオーバー)となりました」


・・・。


霊夢「ねえ、いま何か聞こえなかった?」

敏久「空耳じゃないか?まあともかく、これをやるうちに霊夢たちの名前を覚えたんよ」

霊夢「へえー!」


敏久の説明に霊夢は興味津々である。


霊夢「それ、私にもできる?」

敏久「おう、やり方を教えてやるよ」

敏久「まず自分が操作する自機キャラクターだが、この紅魔郷は霊夢と魔理沙の2つがある。霊夢はここでは初心者だけえ、初心者でも操作しやすい霊夢のほうがいいだろうな」

霊夢「私が私を操るというのも不思議な感じね」

敏久「そうだな。そんで次はーーー」




ーーーかくして、霊夢との共同生活が始まった。
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